生きていれば嫌なこともありますし、毎日笑顔でいられるわけではありませんよね。しかし、笑顔でいると幸せが寄ってくるといわれています。笑顔でいることを心がけるようにすると、どのような幸せや良いことが訪れるのかご紹介します。
不機嫌な顔をしていると、周りに与える印象も良くないですし、自分自身が嫌になってしまうことがあります。自分の思うように事が進まないことや辛いことがあると笑えなくなることもあると思いますが、「笑顔の人の周りにはたくさんの幸せがある」とよく言います。笑顔でいると自分にも周りにも幸せがよってくると言われているのには、実際にいくつかの理由があったのです。どうして笑顔でいるだけで、自分自身や周囲が良い環境になることができるのか見ていきましょう。
笑顔が素敵な女性には幸せが訪れると言われている理由
笑顔の人の周りには幸せが溢れる
笑顔の人の周りには、笑顔が広がっていくといわれています。笑顔の波紋は、ミラーニューロンという脳内細胞が関係していると言われます。ミラーニューロンとは、物まね細胞ともいわれている細胞で、他の人の感情や表情などをまるで自分のもののように感じることができることです。ミラーニューロン細胞効果によって、笑顔の人の周りにいる人は自然と笑顔になり、幸せな気分になります。それによって、幸せも近づいてくると言われています。
笑顔で気持ちが明るくなる
笑顔は楽しいことや面白いことがあった時などに自然と出るものですが、笑顔になることで気持ちが楽しくなるともいわれています。このことは、進化論で有名なダーウィンが実際に表情フィードバック理論として発表し、実験でも裏付けられている事実です。
つまり、笑顔でいることを心がけることで気持ちも自然と明るくなり楽しい気持ちになれるということです。辛いときでもできるだけ笑顔でいることを心がけていれば、前向きな気持ちになることができるでしょう。
笑顔でいることによって得られる嬉しい美容効果
笑うことによってシワやたるみが増えると思っている女性も多いですが、それは大きな間違いです。笑うことによって得られることができる美容効果はたくさんあります。いったいどのような効果があるのかご紹介します。
たるみやしわ予防になる
目尻のしわやほうれい線ができるのが嫌だからと、笑わないようにする女性も最近増えていますが、それは逆効果になります。乾燥や肌を支えるコラーゲン不足によってしわやたるみができることがありますが、筋肉の衰えも大きな要因です。
舌を口の中でまわすなど顔の筋肉を鍛えるエクササイズもいろいろとありますが、1番効率よく表情筋を鍛えることができる方法が「笑顔」です。笑顔は、表情筋全てを1度に使うため、きれいな笑顔を練習することで、たるみやしわを改善することができます。
笑顔によって小顔効果が得られる
スタイルもよく見えますし、小顔に憧れる人は多いですよね。もともとの骨格もありますが、顔のむくみやゆがみなどが原因で顔が実際より大きく見えてしまうことがあります。しかし、笑顔を習慣づけることで、憧れの小顔効果を得られる可能性もあります。
さきほども言ったように、笑顔は顔の表情筋を全て使うので、笑顔を心がけることで顔の血行が促進されて顔のむくみも改善される効果が期待できます。それにより自然と小顔という嬉しい効果が得られるのです。
口臭予防することができる
口臭というのは人と接するときの大きな障害となってしまいますが、口臭と笑顔も大きく関係しています。意外かもしれませんが、笑顔によって口臭を予防することができるのです。口の中には臭いのもとになる殺菌が多くありますが、これらの細菌は唾液によって普段繁殖を抑えられています。
ですが、ストレスを多く感じているときや寝ているときは唾液の分泌が減少して口臭が起こりやすくなります。唾液の分泌を促進するには、口を動かしたりすることがとても重要となるので、笑うことによって唾液の量を増やし口臭の予防をすることができます。
笑顔で得られる健康効果とは
笑顔になることで得られるのは美容効果だけではありません。楽しい気持ちになることができる笑顔によって心身にもさまざまな影響が与えられ、健康効果も得られることができます。最近体調が悪いという人は、ぜひ試してみてください。
笑顔で免疫力が上がる
笑顔でいる人と、ほとんど笑わずによく怒っている人とでは、平均寿命が約7年も違うと言われています。かなり大きな差ですが、どうしてよく笑う人の方が寿命が延びるのか不思議ですよね。実は、体の中に毎日侵入するウイルスを撃退するリンパ球の一種であるナチュラルキラー細胞を、活性化させるのが人の笑いとされているのです。
つまり、よく笑うことにより、ナチュラルキラー細胞がたくさん出てウイルスの侵入を撃退してくれるようになるということです。笑うと、脳が生成する情報伝達物質がプラスに作用する働きもあるので、笑顔でいると免疫力がアップして健康になることができます。
笑顔は認知症予防に効果がある
強いストレスを感じていると体はもちろん、脳にも影響を及ぼすことになります。脳の海馬という部分は、最近怒った記憶を留めておく役割をもっていますが、この海馬に強いストレスがかかると、海馬が委縮して正常な働きができなくなります。そうなると、認知症などの症状がでるようになってくるのです。
ここでも、強い効果を発揮してくれるのが笑顔です。笑顔でいると、交感神経が刺激されて、記憶に関する神経伝達物質の生成が促進されます。脳の血流が良くなって脳が活性化し、脳の委縮が緩やかになって認知症予防をすることができます。そのため、最近は笑顔による認知症治療やリハビリなども行われています。
普段の生活で笑顔を増やすためのコツ
笑顔になることでたくさん良いことがあるといっても、毎日大変で心からなかなか笑えないという人もいると思います。笑顔を自然と増やすためには、ストレスがかかるようなことやイライラすることをうまく生活から省いていくことが大切です。普段の生活で笑顔を増やすための方法を紹介するので、うまく活用してみてください。
ネガティブではなくポジティブワードを使う
生活していると、しんどいこともあり「嫌」「疲れた」というような否定的な言葉が出てくることもあると思います。しかし、そういった言葉を口にしていると、知らない間に険しい顔になっていて、イライラしてしまうようになります。自分では分かっていなくても、知らない間に人にきつくあたったりして不快な気持ちにしてしまっているかもしれません。
自分自身から笑顔が消えていると、周りも笑顔でいられなくなってしまいます。ネガティブなワードではなく、できるだけポジティブなワードを使うようにしてみましょう。嫌なことがあっても「嫌だけで頑張ろう」といったように、プラスに持っていくようにすると自然と表情も優しくなっていきますよ。
自分自身を毎日褒める
自分自身を褒めたことはありますが?人は、「もっとあぁしておけばよかった…」という風に自分を責めることはあっても、褒めることが少ないのではないかと思います。自分自身の悪いところを反省することも大切なことですが、責めているだけでは笑顔が消えてしまいます。
自分の悪いところだけでなく、良い部分についても思いだすようにしましょう。「今日はこんなことができた」「こんなことをよく頑張った」という風に、1日1度で良いので、自分自身を褒めてあげましょう。些細な内容でも良いので、毎日自分を褒めるようにしてください。そうすることで、自信が出てくるようになって、自然と笑顔が出てくるようになります。
人とのコミュニケーションを積極的にとる
人とコミュニケーションをとっていると、いろいろな話しが出来たり人の温かみを感じたりして笑顔が自然に増えるようになります。コミュニケーションを取るのが苦手という場合は、挨拶することから心がけるようにしてみてください。気持ちの良い挨拶は自分だけでなく、相手の気持ちも晴れやかにします。元気に笑顔で挨拶したり話しをすることで、自分だけでなく相手の人も笑顔になってくれたら、さらに嬉しいですね。
素敵な笑顔で自分だけでなく周りの人とも幸せを共有しよう!
笑うことによって、得られる嬉しい効果をいろいろと紹介しました。笑顔は自分自身だけでなく、周りにいる人も幸せな気持ちにしてくれる強い力をもっています。慣れない間は、笑顔を心がけるようにするだけでも良いです。そのうち自然と笑えるようになります。そうすれば、楽しい気持ちになり良い環境に恵まれるようになるとおもいますよ。笑顔による効果をぜひ実感してください。
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