ニキビを潰すことは良くないことだとわかっていても、ニキビを見つけるとついつい潰してしまう、潰すことが快感でやめられない、というニキビを潰すことが癖になってしまっている人も案外多いです。ニキビを潰してはいけない理由と潰す癖をやめる方法について説明します。
ニキビを潰すことはなんとなく肌に良くないことだとわかっているのに「ニキビを見つけるとついつい潰してしまう、潰すことが楽しくてやめられない」というニキビを潰すことが知らず知らずのうちに癖になってしまっている人も案外多いです。
ここでは、ニキビを潰してはいけない理由となかなかやめられないニキビを潰す癖が自然とやむ方法を紹介します。
ニキビを潰してはいけない理由
ニキビは潰して良いニキビと悪いニキビがあると言われています。しかし、素人には潰して良いニキビと悪いニキビの判断はなかなか難しいです。だから、基本的には素人判断でニキビは潰さない方が良いのです。
ニキビを潰すことは肌トラブルの原因となる
潰して良いニキビでも「きれいに潰せるのなら」という条件付きで潰して良いと言われています。しかし、必ずしも「きれいに潰せる」とは限らず、きれいに潰せなければシミやニキビ跡が残り、肌トラブルの原因となります。
ニキビを潰すことで跡やクレーターが残ることがある
ニキビをきれいに潰せなければ、ニキビ跡が残りやすくなり、ニキビ跡の多くは歳を重ねるにつれ、黒シミへと変化していきます。
また、ニキビ跡に穴があく「クレーター」と呼ばれるデコボコとした肌になってしまうこともあります。ニキビを潰すことからおきたトラブル肌は改善することが困難になってきます。
ニキビを触ることでニキビが悪化する
多くの人は無意識のうちにニキビを触り、爪や指でニキビを潰すことが癖となっています。手や爪には様々な細菌があり、潰したニキビの中に細菌が入り込むことで炎症が悪化しやすくなります。
最初は小さなニキビだったのに、潰したら赤くはれ痛みが出てきたということも良くある話です。「ニキビを触る、ニキビを潰す、ニキビが悪化する」。まさに負のスパイラルです。
そもそもニキビを潰すことは対処療法である
ニキビも肌トラブルの一種なので、根本的な原因を取り除かない限りは新たなニキビの発生は抑えられません。
ニキビを潰すことは、あくまでもできてしまったニキビに対する対処療法です。ニキビをできにくくするためにはニキビ発生の予防が重要となってきます。
ニキビを潰す癖をやめる方法
ニキビを潰す癖のある人の中には「できたばかりのニキビは早めに潰した方が治りやすい」と誤解していて、ニキビを潰すことは悪いことではないと思い込んでいる人もいます。ニキビを潰す癖をやめるのはなかなか困難です。
ニキビができにくい肌を目指す
「ニキビを潰すことが悪いことではない」と思い込む心理はなかなか取り除けない、身についてしまった悪い癖もなかなかやめられないので、新たなニキビができにくい肌環境を作ってしまえば良いのです。
ニキビを隠そうと必要以上のメイクはしない
ニキビができてしまうとファンデーションやコンシーラーを必要以上に塗ってニキビを隠そうとする人もいます。
ファンデーションやコンシーラーの多くは油分を多く含んでいるものが多いので、厚く塗れば塗るほど、毛穴に詰まりやすくなります。毛穴を必要以上にふさいでしまうことで、ニキビができやすく、できたニキビが悪化しやすくなります。
肌に合ったスキンケアを行う
ニキビを隠そうとしっかりすぎるメイクをしたにも関わらず、クレンジングがしっかりできていない、クレンジングが強すぎるといったケースもあります。
ニキビができやすいトラブル肌は肌の脂分と水分バランスが良くないことが多いので、肌の状態に合ったスキンケアを行いながらじっくりと肌環境を整えていくことが大切です。
肌に長時間触れるような習慣をやめる
ニキビができにくい肌作りのためには、なるべく肌に触れないことが大切です。例えば、頬杖を付く、ニキビを触る、髪が顔に常にかかっている、マスクを頻繁にしている、といったものが挙げられます。
長時間肌に触れることは、接触しているところの肌を厚くし、さらに毛穴が詰まりやすくなります。その結果、ニキビが出きやすくなります。
生活習慣を見直す
ニキビのできにくい肌づくりには食生活も重要です。ダイエットのための食事制限やパンだけといった「単品食い」も栄養バランスはよくありません。ニキビをできにくくするには栄養のバランスのとれた食事をとることも大切です。
また、ニキビはストレスや血行不良が原因となっている場合もあるので、適度な運動を生活に取り入れることもおすすめです。
肌再生が行われる時間帯に睡眠をとる
成長ホルモンが分泌させると言われている22時から深夜2時辺りには肌の再生も同時に行われています。この時間帯には睡眠がとれているように睡眠時間に気を配ることも大切です。
また、睡眠不足もニキビができやすい肌トラブルの一因です。22時から深夜2時の時間帯を含めた時間帯にしっかり睡眠をとるように心がけましょう。
ニキビのできにくい肌質になることがニキビを潰す癖がやむ方法
ニキビができる度に「潰してはいけない」と気をつけることもストレスとなり、新たなニキビを誘発する原因となってしまいます。ニキビを潰す癖をやめるには、そもそも潰すニキビがなければ良いのです。
つまり、いつもの生活習慣や何気なく行なっている癖などを見直し、ニキビを誘発する要因を排除することから始めましょう。そして、肌の調子にあったスキンケアを行なっていくことで肌の改善とともに、徐々にニキビを潰す癖もやんでいくでしょう。
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