治ってもすぐに出来てしまうニキビや、ニキビ跡のケアはどうしていますか?しっかり入念にケアをしたくなりますが、ニキビは炎症を起こしているので触りすぎも良くありません。実は、ニキビやニキビ跡には、美容成分や有効成分が多く配合されている「美容液」が効果的です。
ニキビができる原因
ニキビができる原因は毛穴の詰まりです。その毛穴が詰まる原因は、皮脂の過剰分泌やターンオーバーの乱れなどがあります。過剰なスキンケアも、原因の一つです。
ニキビは保湿が大切
皮脂が過剰に分泌している場合、さっぱりさせるためにしっかり洗顔をしたくなりますが、これはニキビに逆効果。保湿を怠ると肌が乾燥し、角質が厚くなり皮脂が毛穴に溜まります。たっぷりと保湿をすることで、乾燥を防ぎ皮脂の過剰分泌も防ぐことができます。
ニキビ改善の美容液について
美容液には保湿や美白などを期待できる美容成分が多く含まれています。どんな美容液でも良いわけではなく、ニキビやニキビ跡の症状に合わせて選ぶようにしましょう。
ニキビができている時は洗顔と美容液
ニキビができている時など、肌トラブルの際には過剰にお手入れをしがちですが、実はシンプルなお手入れの方がよいこともあります。ニキビに何度も触れたり、スキンケア化粧品の刺激を受けて悪化してしまうことも。ニキビの箇所には洗顔後、美容液だけを塗るようにしましょう。
ニキビ跡になる原因
ニキビがニキビ跡になるのには、ニキビの炎症がひどく皮膚組織を傷つけてしまい、傷跡になってしまうことが原因です。また、自分でニキビを潰したり、過剰にケアして触りすぎてしまうと細菌が入り込み炎症が悪化することもあります。
赤みのあるニキビ跡は毛細血管が内出血している状態です。ニキビの炎症で傷ついてしまった皮膚組織を治そうとしてできてしまいます。
シミのようになる色素沈着型のニキビ跡は皮膚組織を守るためメラニンが発生し、色素沈着を起こしてしまうものです。他にもクレーター状のニキビ跡はニキビの炎症が真皮層にまで及び、コラーゲン組織が傷ついてしまったために皮膚が凹んでしまいます。
症状に合ったコスメを選ぶ
前述したようにニキビ跡といっても、赤みニキビ跡、色素沈着型、クレーター状など、症状が異なります。赤みニキビ跡には炎症を抑えたりメラニン色素が作られるのを予防するもの、色素沈着型にはメラニン色素を予防するものなど、症状に合わせて選ぶようにしましょう。
生活習慣も改善してかないと「無駄」になる・・・
ニキビができる原因は毛穴の詰まりですが、肌トラブルは生活習慣も大きく関わっています。毎日決まった時間に起床、就寝をして生活リズムを整えたり、食事バランスを整えることでニキビが出来にくくなり、肌のバリア機能が高まります。
好き嫌いなく食事(ダイエットも×)
たんぱく質や野菜などを積極的に摂り入れ、毛穴が詰まる原因となる油物や甘いものは摂りすぎないようにしましょう。野菜不足が気になる時にはビタミン剤など、サプリメントを取り入れるのも良いですね。
寝る前に軽いストレッチをする(3分くらいでOK)
運動をすると新陳代謝を高めたり、ストレスを解消するなどお肌に良い効果が期待出来ます。寝る前に軽くストレッチをすれば、リラックス出来てゆっくり眠ることができるでしょう。ただし、寝る直前の激しい運動は体が興奮してしまうので、筋トレやジョギングなどはNGです。
美容液のニキビ跡ケアの使い方
ニキビ跡用の美容液とはいっても、通常の美容液と使い方はさほど変わりありません。洗顔後、化粧水→美容液→乳液(保湿クリーム)の順番で使用します。朝は最後にUVケア化粧品、夜は洗顔前にクレンジングを入れましょう。
ニキビが気になる箇所には化粧水やクリームを使わず美容液だけでもOKです。触りすぎて刺激になるのを防ぎます。2~3適を手に取り、手で温めてから顔全体にハンドプレスします。すぐに効果が出るものは少ないので、肌に合わない場合を除き、改善されるまでは最低2~3ヶ月同じものを使用しましょう。
自分の症状に合わせたニキビケア美容液で美肌を取り戻そう!
肌トラブルが起きると、化粧水もたっぷり、美容液もたっぷり過剰にお手入れをしたくなりますが、実はシンプルなケアが一番肌に優しいと言われています。ニキビやニキビ跡にも効果的な美容成分が凝縮している美容液は、ニキビ予防にも効果的です。自分の症状に合わせた美容液で、気になるお肌を治していきましょう!