高保湿クリームでコスパの良いニベアの青缶、店頭で見たことのある方も多いのではないでしょうか。そんなニベアですが、ニキビに効果的と一時期ネットで話題になりました。
ニベアクリームは本当にニキビに効果的なのでしょうか?改善するニキビもあれば悪化する可能性も…。ニキビに効果的な成分や使用する際の注意点についても解説します!
ニベアが愛されている理由とは?
ニベアクリームは保湿スキンケアクリームで、保湿効果が高くコスパも良いため様々な年代から愛されています。全身用の保湿スキンケアクリームですが、保湿だけでなくニキビケア、肌荒れ防止などの効果も期待されているようです。
ニベアクリームの効果
ニベアクリームに含まれる成分は、肌に潤いを与えたり外部から肌をバリアしてくれる油分が多く含まれています。そのため乾燥から肌を守り、さらに高い保湿効果が期待できます。
ボディクリームとして全身の保湿ケアをすることもできますし、ハンドクリームやネイルケアなど部分的に使用することも可能です。また、スキンケアの最後に顔に塗るのもOK。もちもちの柔らかいお肌へと導きます。
ニベアに含まれるニキビに効果的な成分
ニベアにはグリセリン・スクワラン・ホホバオイルなど乾燥を防ぐ成分が含まれています。これらは保湿成分のため、様々な化粧品に含まれていますが、実はニキビにも効果的な成分です。
グリセリンは美肌だけでなく肌を柔らかくしてくれることから毛穴のつまりというニキビの元を解決してくれます。またスクワランはアクネ菌に対して僅かに殺菌作用もあります。ホホバオイルはビタミンが含まれていることから肌のターンオーバーに効果的です。
ニベア青缶の正しい使い方
洗顔後、化粧水をたっぷり使用した後のスキンケアクリームとして使いましょう。洗顔はゴシゴシ洗いすぎず、ニベアを使う時には手の熱で温めてからにしてください。ベタつきが気になる時には軽くベビーパウダーをはたくと、ベタつきを抑えることができますよ。
ニベア青缶の意外な落とし穴とは
プチプラで人気のニベアも使い方を間違えると肌荒れの原因に。ニベア青缶はミネラルオイルやワセリンが多く含まれており、オイリー肌の方が使うとニキビの原因である毛穴のつまりを促進してしまいます。
オイリー肌ではなくても、10代にできる思春期ニキビは皮脂の過剰分泌が原因のため、ニベアを顔に塗るとニキビができてしまう可能性も高くなります。クリームのつけすぎや間違った使い方をしないよう注意しましょう。
また、TVで紹介され話題になったガッテン塗り(洗顔後肌が湿った状態でニベアを塗る)や、顔が真っ白になるくらい塗るニベアパックは肌質によっては肌荒れの原因になることもあります。
なぜ青缶ニベアが話題になったのか?
プチプラのニベア青缶ですが、海外の高級保湿クリームとして話題のドゥラメールと成分がほとんど同じとして話題になりました。60mlで1万円以上とかなり高価なクリームです。ただし配合されている成分量は異なり、ニベアは油分が多いクリームとなっています。
ニベアクリームはニキビ跡に効くのか?
ニベアクリームを塗ることで肌の新陳代謝が正常に保たれ、赤ニキビ跡や色素沈着ニキビ跡は自然治癒力が高まる可能性もあります。また、ニベア青缶よりも、抗酸化作用のあるニベアソフトが効いたという口コミもあるようです。
ニベアはどんな肌質にもあうのか?
ニベアは保湿クリームですが、ワセリンなどの脂質が多く含まれています。そのため、オイリー肌の方はニキビができやすくなったり、今あるニキビが悪化してしまうなどお肌に合わない可能性も。乾燥肌の方や、乾燥が原因でできる大人ニキビには効果的と言われています。
ニベアとハトムギ化粧水が抜群の相性
天然成分のハトムギエキスは美白効果もあり、お肌の調子を整えると言われています。使い方は洗顔後、2~3回に分けてハトムギ化粧水をたっぷりお肌へ入れ、その後にニベアを薄く塗るだけです。
手作りニベアレシピで自分だけのスペシャルケア
雑誌「美Story」より、高級保湿クリームへ近づける手作りレシピが掲載されました。全て混ぜるだけの簡単な手作りレシピなので、ぜひ試してみてくださいね。
・ニベア…55g
・パンテノール…0.25g
・ヒバマタエキス…5ml
・ブルーグリーンエキス…2.5ml
・乳化ワックス…パール1個分
・プルーンオイル…1.25ml
ガスールを使用したクレイパックもニベアで手作りできます。豊富なミネラルを含むガスールを使用して、すべすべ肌に。
・ニベア…15g
・ガスール粉末…15g
・ぬるま湯…少々
正しくニベアクリームを使って美肌を目指そう!
油分が多いニベアクリームは、一度に大量に塗ると毛穴のつまりを引き起こすなど、肌トラブルの原因にもなりかねません。ニベアクリームに配合されている成分は、保湿に効果的な成分ですから、正しく使えば乾燥からくる肌トラブルを防ぐことができるでしょう。
スキンケアに使用する際には、自分の肌質を把握した上で使用してくださいね。