紫外線が与える体への悪影響が広く知られるようになった今、紫外線対策の重要性はかなり浸透しています。外出時に日焼け止めクリームを塗り、帽子や日傘で対策をしている人も多くなりました。
しかし毎日日焼け止めを塗るのは、正直面倒だと感じている人も多いのではないでしょうか。
そんな女性におすすめなのが、今手軽に紫外線対策ができると話題になっている「飲む日焼け止め」です。今回は飲む日焼け止めサプリメントがどのようなものか詳しくご紹介していきます。
飲む日焼け止めとは
飲む日焼け止めは紫外線ダメージを防ぐサプリメントです。海外ではすでに普及していましたが、日本でも2016年より解禁されました。
飲む日焼け止めにはメリットがいっぱい
飲む日焼け止めにはたくさんのメリットがあります。詳しく見ていきましょう。
塗り忘れを防げる
日焼け止めクリームの失敗でよくありがちなのが、塗り忘れです。サンダル日焼けや首の後ろの日焼けなど、塗り忘れるとすぐに日焼けしてしまいます。
飲む日焼け止めサプリなら飲むだけで体全身をカバーできるので、うっかり日焼けを防止できます。
塗り直しの手間もなし
日焼け止めクリームは汗や水で落ちるので、時間がたつと効果が半減していきます。そのため塗り直しがマストですが、忙しい女性にはこの塗り直しが負担でした。
飲む日焼け止めなら、煩わしい塗り直しの手間は必要ありません。
敏感肌の方にもおすすめ
敏感肌の方は高いSPFの日焼け止めだと肌荒れを起こし、使えないこともあります。しかし敏感肌でも紫外線対策はきちんとしないと、日焼けに悩まされてしまいます。
飲む日焼け止めは肌質に関係なく使うことができ、肌が荒れたりかぶれたりすることがないので安心です。
飲む日焼け止めの成分は大きく分けて2つ
2016年以降、日本でも様々な飲む日焼け止めが販売されています。それらは大きく2つの種類に分けられます。
Fernblock(フェーンブロック)系
フェーンブロックが有効成分のフェーンブロック系は、ポリポディウム・レウコトモスというシダ植物から抽出されます。
NutroxSun(ニュートロックスサン)系
ニュートロックスサンが有効成分のニュートロックスサン系は、ローズマリーと柑橘類から抽出されたエキスを混合したものです。
Fernblock(フェーンブロック)とNutroxSun(ニュートロックスサン)、それぞれの効果は?
次にフェーンブロックとニュートロックスサンの効果をそれぞれ見ていきましょう。
Fernblock(フェーンブロック)の効果
フェーンブロックは抗酸化作用と光防護作用により、しわやたるみなどの光老化、シミなどの色素沈着を予防します。
またDNAを保護する働きがあり、紫外線を原因とする皮膚がんの予防も期待できます。
NutroxSun(ニュートロックスサン)の効果
ニュートロックスサンには抗酸化作用があり、紫外線によるシミやしわ、炎症による赤みを予防することが期待できます。
また紫外線を浴びた後にも抗酸化作用が働くため、日焼け後のアフターケアにもぴったりです。
Fernblock(フェーンブロック)とNutroxSun(ニュートロックスサン)、どちらがおすすめ?
飲む日焼け止めのおすすめ成分は、ニュートロックスサンです。フェーンブロックとニュートロックスサンはどちらも、一定の日焼けダメージに対する効果が期待できます。
ニュートロックスサン配合のものは、日本製の物が多いです。つまり日本人に合わせて作られているので、こちらの方が安心して飲めるのではないでしょうか。アフターケアにも使えるのも嬉しいですね。
飲む日焼け止めの効果的な飲み方
飲む日焼け止めは種類によって、飲み方が違ってきます。
フェーンブロック系は、日光を浴びる30分前に飲むようにしてください。効果は4~6時間持続します。海などのレジャーの場合は追加で飲むようにしましょう。
ニュートロックスサン系はフェーンブロックより細胞を守る力が強く、朝飲むだけで効果は一日中持続します。飲み忘れても、アフターケアとして後から飲むことができます。
ポイントは飲み続けること
飲む日焼け止めは、1年を通して飲み続けることがベストです。紫外線は季節に関係なく、1年中降り注いでします。
飲む日焼け止めを継続して飲み続けることで、紫外線ダメージに強い体作りが可能になりますよ。
より効果をアップさせたいなら塗る日焼け止めと併用して
飲む日焼け止めは紫外線ダメージから体を守るサプリです。効果をよりアップさせたい場合、塗る日焼け止めと併用するようにしましょう。
塗る日焼け止めは紫外線そのものから肌を守ってくれます。
飲む日焼け止めの副作用や注意点は?
フェーンブロック系とニュートロックスサン系のどちらも、今のところ副作用の報告はありません。どちらも天然植物由来の成分なので安全性は高いです。
ただしフェーンブロックの原料であるポルポディウム・レウコトモスというシダは、アレルギーを起こしやすい植物だと言われています。アレルギー体質の人は注意しましょう。
医師に相談が必要な方
妊娠中や授乳中の方、高血圧などの病気を抱えている方は、飲む日焼け止めの使用は医師に相談してから決めるようにしてください。
また4歳までのお子さんは服用することができません。
手軽に紫外線のダメージ対策ができる飲む日焼け止めで美白に
紫外線を浴び続けるとシミやシワなどが目立ち、老け込んで見られる原因になります。紫外線をしっかり対策してこそ、若々しい美白肌を保つことができるのです。
飲む日焼け止めは塗り忘れや塗り直しなどの心配もなく、手軽に日焼け対策ができますよ。あなたも飲む日焼け止めを毎日続けて、美白肌対策を行いませんか?