「体の中からきれいになりたい」と考える女性におすすめなのが、青汁と豆乳です。どちらも栄養満点で、健康と美容に良い効果が満載の最強ドリンクなのです。
今回は青汁と豆乳に注目して、それぞれの栄養やおすすめの飲み方を詳しくご紹介します。
そもそも青汁とは???
青汁は、生の緑黄色野菜をしぼった汁です。ビタミンやミネラル、食物繊維など、たくさんの栄養素が含まれています。加熱することなく生の野菜を使うので、熱に弱いビタミンやミネラルなどの栄養素を壊すことなく摂取できます。
健康的な生活を送るために、1日350g以上の野菜を摂取することが理想だと言われています。しかし毎日この量の野菜を食べ続けるのは難しく、現代人の野菜不足が問題視されています。
青汁を食生活に取り入れると、野菜不足解消の強い味方になると注目されています。
青汁にも種類がある
青汁に含まれている緑黄色野菜の種類によって、様々な効能を得ることができます。
ケール
ケールは、緑黄色野菜の王様と呼ばれるほど高い栄養価を誇ります。
体の免疫力を高めるビタミン、抗酸化能力の高いルテイン、他にもメラトニンやβカロテン、食物繊維が豊富に含まれています。
明日葉
明日葉は不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の両方を豊富に含んでいます。老廃物の排出を促し、お通じをすっきりさせてダイエット効果も期待できます。
ビタミンやミネラル類を豊富に含んでおり、βカロテンの抗菌作用はプルーンの2倍、ケールの6倍とも言われています。
大麦若葉
食物繊維、ビタミン、ミネラルが豊富に含まれる大麦若葉は、他にも三大栄養素と呼ばれる糖質やたんぱく質、脂質まで含んでいます。
また抗酸化・解毒に優れるクロロフィルや、活性酸素の除去に効果のある酵素SOD、抗酸化作用の高いポリフェノールも含みます。
青汁が持っている効果
青汁は豊富なビタミンにより、きれいな肌作りをサポートします。また豊富な食物繊維によるデトックス効果でも、美肌に近づくことができます。
また青汁にはアンチエイジングに効果のある若返り成分、メラトニンがたっぷりと含まれています。メラトニンには質の良い睡眠を促す作用もあるので、成長ホルモンの分泌を促して美肌効果を高めます。
また青汁はポリフェノールをたくさん含むカルコンも豊富なので、抗酸化作用により老化を遅らすことも期待できます。
豆腐の元、豆乳とは何か?
豆乳は、栄養満点の大豆をすりつぶして絞った汁です。その汁を固めると豆腐になり、残りの搾りカスがおからです。
大豆の栄養をそのまま摂ることのできる豆乳は、栄養不足の人が多い現代人にぴったりの飲み物だと言われています。
日本の食事は欧米化され、肉など動物性たんぱく質の摂取が増えています。それに伴い、動脈硬化やがんなど生活習慣病の急増が問題視されています。
豆乳は低カロリーで良質な植物性たんぱく質を豊富に含み栄養も満点なので、ぜひ食生活に取り入れたい飲み物です。
豆乳に含まれる栄養素とは?
豆乳に含まれる栄養素を詳しくみていきましょう。
大豆イソフラボン
女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをする成分で、女性らしい美しさや若々しさをキープします。
加齢に伴って減少するエストロゲンの働きを補うことができるので、体や心のトラブル予防が期待できます。
大豆由来のたんぱく質
大豆由来のたんぱく質は良質で、必須アミノ酸をバランスよく含みます。水溶性で消化吸収に優れているので、体に吸収・蓄積されやすいです。
また低カロリーで基礎代謝を活発にする機能もあります。
サポニン
強い抗酸化作用があり、動脈硬化や体内に活性酸素が発生するのを抑制します。
血流を促して体を温める作用もあり、肥満予防や基礎代謝・免疫力アップ効果も期待できます。
大豆レシチン
細胞膜を作るのに欠かせない成分です。あらゆる細胞を正常に保つ働きがあるので、若返りの栄養素とも呼ばれています。
また血管内についたコレステロールを溶けやすくして、血管をきれいにする働きもあります。
豆乳の健康効果について
豆乳の健康効果に、女性ホルモンのサポート効果があります。女性ホルモンの乱れは体の不調と肌荒れを招きますが、豆乳を飲む事で整えることが期待できます。
また豆乳にはオリゴ糖が含まれており、体内環境を良好に保つお手伝いをします。快適なお通じをサポートしてくれるので、便秘の改善が期待できます。
肌トラブル予防やエイジングケアにも豆乳はおすすめです。
青汁を豆乳で割って飲むのがおすすめ
豆乳で青汁を割ると全ての栄養素をしっかりと摂ることができ、美容効果や健康効果が格段にアップします。それぞれの栄養素が効能を潰し合うこともないので、安心です。
また飲みづらいと言われる青汁に豆乳をプラスすることで、味がマイルドになり飲みやすくなります。
お互いのクセや匂いを消し合うため、それぞれの味が苦手だと感じていた人でも普通に飲めるようになることもあります。
不足しがちな栄養を豆乳入り青汁で解決!
青汁には現代人に不足しがちな栄養が豊富に入っています。一方豆乳には女性がぜひ取り入れたい栄養がたっぷりです。
青汁を豆乳で割る豆乳入り青汁として飲んでいけば、それぞれの栄養を一度で取り入れることができます。そればかりか相乗効果も期待できます。
豆乳入り青汁を日課にして、優れた美容効果と健康効果を積極的に取り入れませんか?