治ったらまた出来る、同じところに何回もできる、どんどん増えるニキビ…治療や予防はどのようにしていますか?どうしても治らないからと潰してしまったり、自己流のケアを行なっていませんか?
今回は、ニキビを予防するためにニキビの原因や予防のためのスキンケア方法などの基礎知識について解説します。正しいスキンケアを心がけて、ニキビ知らずのツルツル肌を目指しましょう!
まずはニキビの原因を知りましょう
ニキビの原因と思われるものがは多く、全てを克服するのは努力が必要です。しかし原因が判明したら、その原因を解決すれば新たなニキビは発生しない可能性が高いのではないでしょうか?
ニキビが悪化しないように表面のケアも必要ですが、内的要因が影響していることも多いのです。ただし原因は人それぞれなので自分と向き合う必要があります。表面のケアは正しいものを行いつつ、原因となっている内的要因を考えてみましょう。
正しい洗顔法でニキビ対策
ニキビ予防・ニキビ改善には正しい洗顔法・スキンケアを行う必要があります。ニキビを作らないためには洗顔で汚れを落とすこと、そしてしっかりと保水・保湿をすることが大切です。
保湿と聞いて乳液やクリームをたっぷり使うのはNG。乳液やクリームには油分が多く含まれており、潤っているように感じても実際は表面だけ膜が張っているような状態です。大切なのは化粧水や美容液で保水すること。それから乳液やクリームを薄く塗ることで、たっぷりの水分をお肌に閉じ込めます。
洗顔時のNGポイント
皮脂が過剰に分泌しているからといって、何回も洗顔をしたり、ピーリングを毎日したり、肌に必要な潤いを必要以上に洗ってしまうのは乾燥につながるのでNGです。
肌が乾燥すると、さらに皮脂分泌が盛んになり、現在よりもニキビができやすくなるなど肌トラブルを招く可能性もあります。
ここにも注意したい、日常生活でのニキビ予防法
ニキビの原因として考えられものから改善点を紹介します。
このように上げてみると、健康的な日常生活を送っていればニキビの予防に努められる気がしませんか?栄養バランスのとれた食事をし、適度な運動、早めの就寝、毎日の洗顔後はしっかりとお肌の保湿をすること。
その上で、やはり肌トラブルが良くならない場合はストレスなどの外因的要因を考えてみましょう。
ニキビ改善のために積極的に摂りたい栄養素
栄養バランスのとれた食生活をすることが大切ですが、さらに肌に良いビタミン類などを食生活に取り入れることが肌質改善の近道です。
ビタミンB群
脂質の過剰分泌を防ぐ
ビタミンC
色素沈着したニキビ痕のケアに役立つ
ビタミンE
ホルモンバランスを整え肌荒れを防ぐ
ビタミンA
新陳代謝の正常化をしてくれる
他にも内的要因に目を向けると必要な栄養が見えてきます。
食物繊維
便秘や肥満の予防、脂質の過剰分泌を防ぐ
乳酸菌
腸内環境を正常化し、肌荒れを防ぐ
ニキビの原因となる食事は避けましょう
食事とニキビの関係性ははっきりとはわかっていませんが、皮脂の主成分が増加することを防ぐためにも動物性脂肪や糖分の取りすぎは避ける方が良いでしょう。
刺激物など辛いものは内臓に負担がかかるため肌荒れの原因になる可能性もあります。ただし、どうしても食べたい場合は我慢しすぎるとストレスとなってしまうので、無理はしないようにしましょう。
ニキビ肌におすすめ化粧水
ニキビに悩んでいる方は化粧水を変えてみてはいかがでしょうか。成分として抗炎症成分が配合されているものや、ノンコメドジェニック商品などがおすすめです。
ノンコメドジェニック商品とはアクネ菌の養分になりにくい成分で作られおり、実は化粧品が原因でニキビになっていたという方に特におすすめです。さらに刺激が気になる方は、ノンオイルのものや無添加のものを使用しましょう。
治らない・悪化するニキビがあるなら皮膚科で治療しましょう
自分のケアだけではどうしても治らなかったり、悪化してしまうようであれば皮膚科で相談してみましょう。炎症が起こらないように処置をしたり、必要に応じてピーリングをしてくれるところもあります。
さらに、ニキビに使う外用薬や、炎症を抑える抗生物質や摂取したい栄養素でお伝えしたビタミン類も内服薬として出してくれることもありますので、できれば悪化する前に診察に行くことをおすすめします。
ニキビの原因を見つけてお肌の悩みを解消しよう
外からのケアはもちろん大切なので、正しくケアする必要がありますが、洗顔・スキンケアだけを見直してもなかなかよくならないことが多いですよね。そんな時には一度、規則正しい生活を送れているか自分を見つめ直してみてください。
人によって違うニキビの原因、その原因を探り出して予防することは容易ではありません。しかし、そのニキビを治せるのは自分自身です。正しく治療した後は、ニキビ予防に努めましょう!