チビ・デブ・ブスの三重苦の知人からの結婚報告
大学時代のサークルの知人で、誰もが「彼氏ができるはずがない」と思っていた女性が、先日フェイスブックで結婚報告をあげていました。青天の霹靂でした。
過去の近況報告や、結婚報告へのコメントから、出会い系などが絡んでいるわけでもなく、一般的な恋愛結婚であることも分かりました。
彼女のサークルでの印象は、「容姿が悪くて中身も痛い人」。ひどい話ですが、誰もが下に見ていたのです。
旦那さんにとっても優しくされている事実
旦那さんとのエピソードもいろいろとフェイスブックで報告されていました。
それを読んでいると、本当に旦那さんに大事にされていることが分かりました。旦那さん自身が彼女の近況報告にコメントを書き込んでいることもあるので、創作話ではありません。
さらに、彼女は専業主婦になるようです。それを許可してくれるくらい、旦那さんは彼女の意思を尊重しているんだなという印象をうけました。
さて、それを実現させた彼女の強みは何だったのでしょう?私なりに分析してみました。
引くほどのポジティブさ
彼女はとにかくポジティブでした。
・イケメンが自分を好きだと思い込む。
・スポーツが上手いと思い込む(スポーツのサークルでした)。
・みんなが自分のイベント参加を熱望していると思い込む。
その当時は「痛い人だなあ」と引いていましたが、今になって思い返すと、彼女はいつも明るく快活な雰囲気を持っていました。「悩む」とか「落ち込む」ということと縁遠い人だったので、こちらとしてもあまり話す内容に気を使う必要がありませんでした。
容姿の悪さを自覚していない?
もちろん本人に直接訊けるわけもないので本心は分かりませんが、はたから見ていて思うのは、「自分の容姿を悪いと思っていなさそう」ということ。
イケメンにも美女にも、一見すると「上から目線」とも思える接し方ができるのです。私なんかは、その状況をひやひやする思いで見ていましたが、彼女にためらいや引け目のようなものは存在しませんでした。
そのため、彼女は誰に対しても同様に接することができる人でした。嫌味なく誰にでも臆さずに思ったことを話せるというのは、今思えば羨ましい武器です。
彼女の短所は長所でもあったことに気づいた
彼女をはなから下に見ている人からすれば、彼女は痛い人だと思います。しかし、彼女の痛さを裏返してみると、ポジティブで明るく、誰にでも臆さず話しかけることができるという、れっきとした長所に見えてきました。
その長所に気づき、心地の良さを感じた男性が、旦那さんだったのではないでしょうか。彼がそこに惚れ込んだのならば、彼女はずっと大事にされていくことでしょう。