ツナ缶の油が健康と美容に良い理由「栄養と効能について」

ツナ缶の油が体に良いと言われる理由

ツナ缶は、おにぎりやサンドイッチ、サラダやパスタなど色んな料理に合う便利な缶詰です。そんな身近なツナ缶ですが、油を捨てて使っている人は多いのではないでしょうか。

しかし、そこには魚のうま味と栄養成分がたっぷり溶け込んでいて、捨ててしまうのはもったいないのです。今回は、ツナ缶の油が体に良いと言われる理由をご紹介します。

栄養豊富なツナ缶の原材料と種類

ツナ缶は、ビンナガマグロやキハダマグロ、カツオの身が原材料です。これらの魚にはタンパク質やDHA、EPAなどの栄養成分が含まれており、ツナ缶にもその栄養がたっぷり詰まっています。

また、タンパク質を構成するアミノ酸はうま味のもとになる成分で、ツナが浸かっている液体にも溶け込んでいるのです。この液体には種類があり、「油漬け・油入り水煮・水煮」の名前で販売されています。

<油漬け>

・調味液の約半分以上が油のもの
・こくのある味わい

<油入り水煮>

・油と水、もしくは野菜スープを合わせて作られている
・調味液のうち油が半分未満のもの
・油ひかえめタイプ

<水煮>

・油を調味に使用せず、水や野菜スープだけで仕上げたもの
・あっさりしたヘルシーな味わい

油漬けには、オリーブオイルやアマニ油、えごま油など高級油を使ったものから、大豆油やサラダ油などを使ったリーズナブルなものまであります。使う油の種類によって、缶詰の味わいや値段が変わってきます。

気になるツナ缶のカロリーと栄養について

上記であるように簡単に言うと、油漬けは油を加えたもので、水煮は油ではなく水や野菜スープを加えたものになります。そのため、油漬けよりも水煮のほうがカロリーは低くなるのでダイエット向きと言われています。

ツナ缶(60g)のカロリー比較例

水煮(43kcal) < 油漬け(160kcal) ※油漬けのカロリーは、水煮の約4倍! しかし、カロリーが気にならなければ、ツナ缶の油にはDHA(ドコサヘキサエン酸)、EPA(エイコサペンタエン酸)、リノール酸など体に大切な成分が豊富で、そのまま流して捨てるなんてもったいないのです。

DHA(ドコサヘキサエン酸)

記憶の向上や、認知症予防の効果があると言われています。他にも、肥満の原因の1つ中性脂肪が作られるのを抑える働きがあります。また、中性脂肪と悪玉コレステロールを減らすことができ、血液をサラサラに保つことができます。この悪玉コレステロールを抑えることで、動脈硬化や高血圧の進行を遅らせます。

EPA(ドコサヘキサエン酸)

EPA(エイコサペンタエン酸)には血栓を作らせない作用があります。そのため、血液をサラサラにし、脳梗塞や心筋梗塞を防ぐ役割をはたしてくれます。

リノール酸

リノール酸は、角質からの水分の蒸発を防いで肌をなめらかに整え、肌のバリア機能を高めます。他にも、メラニン生成を促すチロシナーゼを分離・分解する働きがあります。メラニンが黒色化を防ぎ、シミのもとを減らす美白効果が期待できるということです。

ツナ缶を食べるだけで健康や美容に効果があるのは嬉しいですね。しかも、缶詰に加工されることで鉄分は生魚の2倍なので、貧血予防にもなるそうですよ。

賢く使おう!ツナ缶の油の利用方法

特にダイエット中の方は、カロリーが気になると思う人もいるかもしれませんね。そんな人にオススメなツナ缶の油の使い方を伝授します。

・フライパンなどにひく油の代用
・サラダのドレッシングとして使う
・パスタなどのソースに入れる
・パンやお好み焼きの生地に加える

この方法なら、料理をする時に余分な油を足さなくてもいいので嬉しいですよね。自分に合った使い方を見つけてみてくださいね。

ツナ缶の油が”体に悪い”と言われる理由

ここまでは、ツナ缶の油の良い話ばかりをご紹介しましたが、実は反対の意見もあります。悪いと言われる理由の1つは、水銀中毒になるということです。

ツナ缶の材料には、おもにマグロが使われていますが、そのマグロには「メチル水銀」という有害物質を多く含んでいると言われています。水俣病の原因になった「メチル水銀」は、脳や神経を侵し、手足のしびれ、ふるえ、耳鳴り、視野が狭くなる、耳が聞こえにくいなどの症状が起こります。

このメチル水銀を妊婦が摂取すると、へその緒や胎盤などから胎児へと伝わって神経系に悪影響を及ぼす危険性があります。例えば、生まれた赤ちゃんが音を聞いた時に、反応が遅れるといった障害の可能性が指摘されています。

※厚生労働省より「これからママへなるあなたへ」
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/suigin/dl/051102-2a.pdf

つまり、原材料にマグロを使ったツナ缶や、その油も体に悪いと思われがちですが、あくまでも食べ過ぎなければ危険はないということです。大切な栄養分も含まれているので、自分の体調や生活スタイルに合わせて適量を食べましょう。

美味しく安心してツナ缶ライフを楽しむのが1番

食事のツナ缶の油には、魚のうま味や栄養分がしっかり溶け込んでいるエキスです。今まで捨てていた人は、この機会に自分に合った使い方を探し、料理に工夫して取り入れてみてはいかがでしょうか。美味しい料理を食べながら健康で美しくなって下さいね。

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