頬がたるんでしまって、まるでブルドッグを想像させるひとを見かけることも多いでしょう。頬がたるむと実年齢よりも老けて見られ、印象もだいぶ変わってしまいます。老化現象だから自分にはまだ関係ない!とスルーできない事実があります。
頬のたるんだブルドック顔は女性が嫌がる老化現象の1つ。頬のたるみは単なる老化現象ではなく、実は10代から段階を踏んでジワジワと始まっていたのです。
ここでは頬のたるみの原因と根本的な改善方法を紹介します。
「毛穴のたるみ」は頬のたるみの予兆
10代の頃にはあまり目立たなかった毛穴が、年を重ねるにつれ目立ってくることがあります。これが頬のたるみの前触れなのです。
頬のたるみの原因「毛穴のたるみ」は年代別4段階でできあがる
老化現象の1つといわれる頬のたるみの原因は毛穴のたるみです。この毛穴のたるみは既に10代から徐々に始まっていたのです。
1段階:10から20代~角栓が作られ始める
新陳代謝が盛んな10代は角栓ができやすい年頃です。この角栓が毛穴を広げて大きくするので、毛穴が目立つようになってきます。
2段階:20から30代~角栓が継続して作られる
10代程ではありませんが、20代でもゆっくりと角栓が作られ続けます。ゆっくりじんわりと毛穴を広げて大きくする状況が続いていきます。
3段階:30から40代~毛穴の開きが大きくなる
角栓の形成が減ってくるものの、肌トラブル等何らかの原因で毛穴が収斂しにくくなり、毛穴の開きがさらに拡大していきます。
4段階:40から50代~毛穴の開きがさらに広がる
毛穴の開きについて対策しないままさらに年を重ねてしまうと、毛穴の開きが一層広がっていきます。その結果、恐るべき頬のたるんだブルドック顔になってしまうのです。
頬のたるみの予兆である毛穴のたるみがあるかチェックしよう!
毛穴のたるみは頬がたるむ初期段階です。本格的な頬のたるみを避けるためにも毛穴のたるみの段階で対策しましょう。
1:縦長で楕円形の毛穴が頬に目立つ
30代に入ると20代までにはあまり見られなかった縦長で楕円形の毛穴が目立ってくることがあります。あれ?と感じたら毛穴がたるみ始めている可能性が大きいです。
2:頬の肌を上に引っ張ると若返った印象になる
スキンケアをしながら頬をリフトアップしたふとしたタイミングで「普段よりも若返って見える・・・?」と感じるときがありませんか?あれば毛穴がたるんでいる可能性が大きいです。
3:髪をアップするような髪型をすると毛穴が目立ちにくい
髪を下ろしておくよりも、髪をアップするような髪型の方が毛穴の開きを目立ちにくくさせることがあります。これも毛穴がたるんでいることが多いです。
毛穴のたるみを根本から治すために今すぐ始めよう
毛穴のたるみは対策をしない限りどんどん悪化し、本格的に頬がたるんでしまいます。毛穴のたるみに気がついたらできることから始めましょう。
基本的な毛穴のケアを行なう
洗顔、保湿、クレンジングといった普段やっている基本的なスキンケアを見直すことから始めましょう。
クレンジングや洗顔をしっかり行なう
毛穴の角栓がつまる原因となる古い角質や余分な皮脂、汚れをしっかり取り除くようにクレンジングや洗顔をしっかり行ないましょう。
保湿と保湿を維持させるスキンケアを意識する
肌の乾燥も毛穴トラブルの原因の1つです。保湿が足りない状態の肌は過剰に分泌された皮脂が毛穴を大きくします。保湿と保湿の維持ができるスキンケアを行ないましょう。
角質のケアを行なう
古い角質や汚れが肌に残ったままでは、肌の表面のざらつきや毛穴の黒ずみが目立ちやすくなります。日々のスキンケアをこまめに行ないましょう。
肌を引き締めるスキンケアを行なう
毛穴の開きが気になる場合は、収斂化粧水を利用するのもおすすめです。保湿をしっかりして、毛穴を引き締めるスキンケアをすることで保湿効果も高まります。
日頃の生活習慣を見直す
ひとの肌はその人の生活習慣の表れでもあります。栄養のバランスのとれた食事をとること、良質の睡眠をとること、適度な運動をすることも大切です。
肌のハリや弾力をキープするためのエイジングケアを行なう
毛穴のたるみは角質層だけではなく、さらに内奥の真皮層のケアが必要です。特に30代からは真皮層をケアするエイジングケアが必要になってきます。
年間を通して紫外線対策を行なう
肌のハリが低下する原因に紫外線A波(UVA)もあります。曇もガラスも通しやすいので、天気に関わらず、室内にいても常に浴び続けています。年間を通した紫外線対策が必要です。
セラミド配合の化粧品を使う
多くの女性は化粧をしている時間が長いです。化粧をしている間にも保湿効果が期待できるようにセラミド配合の化粧品を普段使うのもおすすめです。
頬のたるみだけでなく顔全体のたるみを防ぐ
太っている人ほど頬がたるみやすいのは事実です。顔に脂肪が付いているのであれば、顔をすっきりさせることも頬のたるみ防止には効果的です。
顔の表情筋のストレッチをする
顔の表情筋はその上にある皮膚を支えています。顔の表情筋も鍛えなければ皮膚や皮下脂肪はたるみます。大きく口を開いて「あ・い・う・え・お」と言うだけでもストレッチになります。
顔のマッサージを習慣にして顔の血行を促す
体と同じように、顔も血行が悪いとむくんで老廃物が溜まります。スキンケアの時、入浴時、お風呂上がりに顔のマッサージを習慣にして血行を促すこともたるみ防止には効果的です。
毛穴が目立つなぁ…と感じたら、すぐに毛穴のたるみ対策を始めよう
頬のたるみの前触れが毛穴のたるみであるということをまずは認識しましょう。もし、鏡を見て「毛穴が目立つなぁ・・・」と感じたら、なるべく早めに毛穴のたるみ対策を始めましょう。
何も対策をしないままでは毛穴のたるみは徐々に進行し、本格的に頬がたるんでしまいます。頬のたるみが徐々に進行するということは、日頃のスキンケアで少しずつ頬のたるみも改善が期待できます。
急激な変化は期待できないので、毎日少しずつ頬のたるみを防ぐ対策を実践してみてください。
合わせて読みたい記事
- None Found