子どもの叱り方に困ってる?子どもと一緒に成長するための注意の仕方

赤ちゃんの時は全て親の手を借りなければならなかった我が子も周囲のものに好奇心が芽生え、言葉を覚え、自己主張が激しくなってきます。時には叱らなければならない時も出てきます。その時に注意したい言い方のポイントをご紹介します。

子どもは好奇心の赴くまま行動し、大人から見たら“やってはいけないこと”をやっていることがあります。そんな姿を見た時、思わず大声で怒ってしまうこともあるかもしれませんね。有無を言わさず「ダメなものはダメ!」と教えることも時には必要です。でも毎回そのような注意の仕方をすると子どもは耳を貸さなくなることがあります。かといって優しすぎても伝わりません。では、どのような注意をしたら子どもに伝わるのでしょうか。

注意する機会を子どもとのコミュニケーションのチャンスに

例えば命の危険に関わるようなことや、重大なことにつながりうることであれば有無を言わさず「ダメなものはダメ」と注意することも必要です。

しかしそうではない場合、子どもがやった行動を一緒に振り返ります。

まずやってはいけないことをしている子どもを呼び寄せます。
小さな子供であれば膝にのせてスキンシップをしながら話します。親の体温を感じることで子どもは落ち着き、安心感を覚えます。

そして今その子がしていたことを振り返ります。

何がきっかけでその行為をしていたのか、子どもの口で語らせます。
その際に否定したり、口を挟まないようにします。
子どもはゆっくり喋るので急がせたくなるかもしれませんが、子どもの言葉をさえぎってしまうのはいけません。
子どもが言葉を選びながらしゃべる様子を待つことは“あなたのことを尊重している”というサインになります。

一通り話すことができたら、なぜだめなのか、それをするとどうなるのかを一緒に考えます。

こうすることで言葉を使いこなす力をはぐくめます。

自分が伝えたいことを大好きなパパとママに分かってもらうにはどうしたらいいんだろう?
と思うことで言葉への興味が無意識に芽生え、自分の言葉の引き出しを増やそうとするからです。

そして大人と一緒に自分のしたことがなぜいけないのかを考えることで論理的な思考力を育てることにもつながります。

子どもに注意する時に最も避けたい言葉

「怒られるからやったらだめよ」
「ママ、知らないから」など、脅しの叱り方です。
「あそこのおじさんに怒られるからダメ」など他人のせいにした怒り方もよくありません。

なぜならこれらの言葉は子どもを突き放し、恐怖感を与える注意の仕方だからです。

多感な時期に繰り返し恐怖感を行動の理由にすると子どもはあらゆる面で恐怖を判断基準にするようになり、言葉の端々にもそれが表れ始め、それが一生続くことにもなります。

恐怖に支配された思考では幸福感は得にくくなります。

「そんなきれいごと言われても困る」というママたちの声が聞こえてきそうですね。

しかし一度で手っ取り早く済ませようとするから「子どもが言うこと聞いてくれない」「子育てがうまくいかない」などと自分を追い詰めてしまっていることはないでしょうか。

子どもの個性は十人十色。
親とは異なる別の人間なのですから、一度で伝わることもあれば、何度も伝えないと分からないこともあるのです。
トライ&エラーを繰り返すうちにどのような伝え方なら伝わるのかわかってきます。

子どもとの絆をはぐくむ注意

まず親に余裕がないといけません。
そのためには子育てをタスクのように手早く効率的に済ませようとするとうまくいきません。

そもそも子育ては手間暇かかるもの。
料理や掃除、洗濯のようにこうすればうまくいく!という明確な方法はありません。
答えがすぐに出なくても当たり前なのです。

だからすぐに答えを出そうとしないことです。
親だって完ぺきではありません。

じゃあどうしたらいいのでしょう?

分からないなら一緒に子どもと考えればいいのです。
そのプロセスをも一緒に味わいましょう。
そうすることで子どもと共に過ごす時間ができ、コミュニケーションがしっかりとれるようになり、子どもは親が自分とともに過ごしてくれることに満足と安心感すら覚え信頼感が増すのです。

そしてその過程を経て、子どもとの絆も出来上がっていくのです。
手間暇は親が子どもに贈る“愛”なのです。

注意するチャンスを生かして子どもに思い切り手間暇かけよう!

子育てを“お互いを理解し合うための冒険の旅”と考えてみてはどうでしょうか。

冒険はいつもすべてが順調とは限りません。みっともないこともあれば、いらだつこともあります。

もしかしたら失敗だらけでみじめな気分になってしまうかもしれません。

でもその冒険は絶対に一人ではないのです。

完璧な親になる必要はありません。
お互いに最大の理解者になればいいのです。
そのために注意する機会は絶好のチャンスになります。

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