1日1個で医者を遠ざける?栄養豊富なりんごを食べれば妊活にも効果的

妊活は生活習慣を見直し健康な体作りをすることも重要ですよね。そのためには食生活の改善も有効で、体に良い食べ物を選んで食べるべきでしょう。

健康な体になれば妊娠力もアップ!特に妊活によい効果がある食べ物を積極的に食べてみましょう。りんごはいかかでしょうか?りんごも妊活中の女性にはおすすめの果物です。

昔から「1日1個のリンゴで医者いらず」と言われるように、リンゴには果物の中でも屈指の健康パワーを含まれています。疲労回復効果があるクエン酸やリンゴ酸をはじめ、ポリフェノールやペクチン、カリウムが豊富で、日本ではお見舞いの定番としても選ばれていますね。

妊活中は生活習慣を見直して、健康な体つくりをすることがとても大切です。そのためには栄養バランスの取れた食べものを積極的に選んで食べること。栄養がバランスよくしっかり摂れた体になれば妊娠力もアップします。

実はリンゴは積極的に食べてほしい食材の一つ。妊活中にぜひ摂りたい栄養がたくさんあるんですよ。今回はそんなリンゴに関する、栄養や妊活との深い関係についてご紹介します。

毎日1個食べることで健康な体に!りんごの効果

リンゴポリフェノール(強い抗酸化作用、血流を良くする)

ワインや緑茶に代表されるポリフェノールですが、リンゴにも独自のリンゴポリフェノールがたっぷりと含まれています。

リンゴポリフェノールは、血中の中性脂肪値の上昇や脂肪の蓄積を抑えたり、疲労や老化の原因となる活性酸素の働きにストップをかけたり、強い抗酸化作用があります。

リンゴポリフェノールは特に皮の部分に多く入っています。皮は捨ててしまいがちですが、食べるときは皮をよく洗って、皮ごと食べるのがおススメです。

ペクチン(腸内の善玉菌を増やし有害物質を体外に排出)

ペクチンは植物性の水溶性食物繊維です。腸内に入ると善玉菌である乳酸菌を増やし、コレステロールや消化物を包み込んで腸を刺激して排出してくれます。そのため便秘や高血圧予防に効果があります。

そのほか急激な血糖値の上昇を抑えるので、糖尿病といった生活習慣病の予防や進行を抑えることができます。また、ペクチンはリンゴポリフェノールと同様、果肉より皮に多く含まれています。

カリウム(体内の水分バランスを整え塩分を排出させる)

バランスの取れた食生活をしている時、カリウムはナトリウムとバランスをとって血圧を正常に保る働きをしています。しかし、塩分の多い食事をとっていると血中のナトリウムが増え、ミネラルバランスが乱れるためにむくみや高血圧症を引き起こしてし まいます。

カリウムは、余分なナトリウムを排出するので、むくみの改善や腎臓病、高血圧予防に期待できます。1日のカリウム必要量は、成人男性2500mg、成人女性2000mgで、リンゴ100g中には110mg含まれています。

クエン酸・リンゴ酸(疲労回復効果)

りんごをかじると、少し酸味を感じますよね。それはクエン酸やリンゴ酸が豊富に含まれているから。激しい運動や強いストレスを感じると細胞が酸欠状態になり、乳酸が体内に溜まって疲労の元につながります。運動の後や疲れたときにはクエン酸を摂るといいとよく聞きますよね。

クエン酸はレモンやグレープフルーツ、キウイといった酸味が強い食べ物に多く含まれていますが、リンゴがおススメの理由は、クエン酸同様に疲労回復効果のあるリンゴ酸も入っているからなのです。この2つは溜まった乳酸を分解してエネルギーに変える作用があるので、疲労の回復にダブルで効果を発揮します。

そのほかにも炎症鎮静作用があるので荒れた胃腸を癒す力や、新陳代謝を高める効果があるのでダイエットにも期待できます。

りんごが妊活におすすめの理由

リンゴの特徴的な栄養素をご説明しましたが、ここでは妊活にどのようにつながるのかお話しします。

寒い地域でとれる果物だから体を温める効果がある

妊活中の方は聞いたことがあるかもしれませんが、食べ物には体を温めるものと冷やすものがあります。主に温めるものは、「①寒い地方で寒い時期にとれるもの」「②赤、黒、オレンジ色のもの」とされているのですが、どちらもリンゴに当てはまりますね。

冷えが女性の大敵と言われるのには理由があります。冷え性になると、体は生命を維持させようと、生命活動に直接関係する器官に血液を送ろうとします。

子宮や卵巣は子孫を残すために大事な器官ですが、直接生命活動に関係していないので血流が後回しになり、栄養が不足し、卵子などの質が低下してしまうのです。

血液をサラサラにし血流が良くなる

リンゴにはドロドロ血液を解消するパワーがあります。毎日1個食べると、血流速度が約12%早くなり、血液がサラサラになるということが研究報告があるのです。

この効果は特にリンゴポリフェノールの働きが絶大。リンゴポリフェノールは、強い抗酸化作により活性酸素を取り除き、血管をもろくする悪玉コレステロールが腸内で吸収されるのを防いで減少させます。加えてカリウムには血管の酵素を活性化させ、血管を拡張させる働きもあります。こうした結果血流がよくなり、妊活の大敵である冷え性の改善にもつながるのです。

腸内環境を改善することで女性ホルモンも整う

リンゴに含まれているペクチンは「アップルペクチン」と呼ばれ、リンゴに豊富に含まれています。このペクチンは先述したように、大腸に届くと乳酸菌を増やし、大腸を刺激してお通じを促すのですが、さらにゼリー状に固まる作用もあります。なので便秘だけでなく下痢に悩んでいる方にも効果抜群なのです。

腸内環境を整えることは、女性ホルモンの正常な分泌にもつながります。便秘になると腸が動かなくなって体内に老廃物がたまり、血流を悪化させます。そうするとホルモン分泌の司令塔・自律神経がうまく働かなくなる可能性があるのです。たかが便秘と侮っていると妊活に悪影響を及ぼしてしまいますよ。

抗酸化作用で卵子の老化防止にも

ポリフェノールの抗酸化作用は、活性酸素を抑制して肌や髪の老化を防ぐ美容効果が一般的に知られています。しかポリフェノールは卵子の質を高めることにも効果が期待できる重要な栄養なのです。
 
卵子は新たにできるものではなく、私たちが生まれた時点で、卵巣には卵子の元になる一生分の細胞ができていて、その後は年齢を重ねるごとに減っていきます。なので、卵子も私たちと同様、歳を重ねるごとに老化するのです。

新しく作れないのであれば、少しでも卵子の老化を遅らせたいですよね。そこで大活躍するのがポリフェノール。妊活の大敵である活性酸素の働きを抑えて、卵子を老化から守ってくれます。

おすすめの摂取方法は手作り「にんじんりんごジュース」!

ここではリンゴとニンジンを使ったお手軽に豊富な栄養を摂れるメニューを紹介します。いずれも生野菜・果物なので、酵素もたっぷりです。ニンジンにも抗酸化作用があるので、ダブルで心強い効果を発揮してくれます。

りんごとにんじんをミキサーにかけるだけの簡単レシピ

材料は人参2分の1本、リンゴ1個、レモン汁小さじ3分の1を使います。

① リンゴはよく洗って芯をとり、皮付きのまま小さめに切る。ニンジンは皮をむいて同様に小さめに切る。
② ミキサーにりんごを入れ、すりおろされるまで混ぜる。すりおろされたらニンジンも入れてすりおろす。
③ レモン汁を加えてまぜたら完成。

にんじんにビタミンを破壊する酵素があるのでレモン汁を加える

レモン汁を入れるのには、味を整えるだけでなく栄養面で大事な理由があります。ニンジンにはアスコルビナーゼという酵素が含まれているのですが、実はこの酵素はビタミンCを壊してしまうのです。

アスコルビナーゼは空気に触れると反応が進みます。生の状態ですりおろされるとより多く空気に触れるので、その結果ビタミンCを壊す働きが増すのです。アスコルビナーゼは酸と熱に弱い性質があるので、茹でたり炒めたり、酸味のある柑橘類を加えたりすると働きを抑制できます。なのでレモン汁は忘れずに入れるようにしましょう。

男性にも効果的なので夫婦で飲むことがおすすめ

にんじんりんごジュースは、女性だけではなく男性にも嬉しい妊活効果がたっぷり入っています。

これまでの研究で、不妊に悩む男性の精液には活性酸素の量が多く、精子の運動率や機能を低下させたり、受精能力を下げているという研究データが多く上げられています。

精子の質を高めるためにも、抗酸化作用の高いリンゴポリフェノールをとって男性も抗酸化力を高める必要があります。また男性不妊は下半身の冷えが大きな原因の一つとされているのですが、根菜類は体を温める食材として知られ、にんじんは特に下半身の冷えを改善します。

このように、男性にも女性にも効果を発揮するので、夫婦一緒に飲んでみてくださいね。

まとめ

ここまでリンゴに含まれる豊富な栄養素や妊活との関係についてご説明しましたが、いかがでしたでしょうか。

栄養素の中にはペクチンやポリフェノールにように、リンゴの果肉ではなく皮の部分に多く含まれるものもあります。固い皮が苦手な方もいるかもしれませんが、ペクチンやポリフェノールは熱に強い栄養素なので、加熱調理したり皮ごとすりおろしたりしても成分は損なわれません。

リンゴの健康パワーを存分に受けられるよう、食べ方を工夫しながら夫婦二人でぜひ1日1個のリンゴを取り入れてみてくださいね。

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