毎日食べるもので妊活!妊娠力アップに白米やめて玄米がオススメ

妊活は食事を見直すことも大切だといいますよね。でも妊娠しやすい体作りのためにあれこれ用意して調理するのは、ちょっと面倒だと感じることもあるのではないでしょうか。

特別な食材を用意するのではなく、毎日必ず口にするものを妊活向けにすれば楽チンですよね。ご飯を白米から玄米に変える、これも不妊症対策になりますから試してみませんか?

規則正しく、バランスよい食生活は妊活の基本中の基本。赤ちゃんを授かるならどんな食材でも試したくなりますが、中には体を冷やすなどあまりとらない方がよいとされる食材もありますし、代わりにあれこれ用意して食べるのは面倒な時だってありますよね。

そこで今回妊活時におススメの食材としてご紹介したいのが、ダイエットや美容によいとして広く知られる〝玄米〟です。

玄米と言えばダイエットの印象が強いかもしれませんが、玄米にある糠や胚には、食物繊維やビタミン、カリウム、たんぱく質が多く含まれていて、実は妊活にも効果的な栄養がたっぷりと入っています。いろんな食材を用意するのもいいですが、毎日食べる主食として取り入れれば無理なく継続して栄養が摂れるので楽ちんです。

今回はそんな玄米に期待できる妊活への効果についてご説明します。ぜひ今食べている白米を玄米に変えてトライしてみてくださいね。

驚きの玄米パワー!白米とはこれだけ違います

玄米はミネラルやビタミンといった、人が健康を保つために必要な栄養素をほとんど含んでいて、「完全栄養食」と言われています。ここではその驚きの玄米パワーをご紹介します。

白米よりもビタミンやミネラル、カルシウム、食物繊維が豊富

そもそも玄米とは、籾から籾殻を取った状態の精製されていないお米のこと。白米は玄米を精白して糠や胚芽を取り除き、胚乳だけにしたものですが、白米から除かれた胚芽には高い栄養価があります。

茶碗一杯分(150g)の玄米には白米と比べて、細胞分裂や受精卵の着床を助けてくれる必須ミネラルの亜鉛が約1.5倍(1140mg)、胎児の骨を作る元となるカルシウムが2倍(6mg)含まれています。

そのほかにも、黄体ホルモンの分泌を促し、精子の運動量を向上させるビタミンEは約4倍(1.1mg)、そして食物繊維はなんと約9倍(5.3g)も含まれているのです。

ちなみに玄米はとても食物繊維が多いため、よく噛まないと消化吸収ができません。玄米の持つ底力を存分に発揮するには、とにかくよく噛むよう意識してくださいね。

玄米の胚芽部分に含まれているフィチン酸に解毒作用がある

玄米の栄養素の中で特に注目なのが、フィチン酸です。

あまり聞きなれないかもしれませんが、フィチン酸には抗癌作用をはじめ、メタボリックシンドロームの改善などの作用があるとして近年関心が寄せられています。また、フィチン酸は高いデトックス(解毒)作用が特徴です。

知らず知らずのうちに体内に取りこまれてしまう環境ホルモンや農薬といった毒になるものを排出してくれるので、体の中から綺麗になれます。

美肌効果、むくみの解消、抗酸化作用がある

玄米には、健康な皮膚を作るたんぱく質や皮膚を補修するビタミンB1、皮脂の分泌を抑制するビタミンB6など、美肌を作るのに欠かせない栄養素がふんだんに入っています。また豊富に含まれるカリウムは白米の約2.6倍含まれていて、体内の余分な塩分を排出し、むくみ解消に効きます。

そのほかにも強い抗酸化作用のあるフィチン酸やビタミンEもたくさんあるので、血管の老化を防いだり、血行を良くしたりするのに一役買ってくれます。

玄米が妊活によいといわれる理由とは?

玄米には体によい栄養素がふんだんに含まれていることが分かりましたが、なぜ妊活に効くと言われているのでしょうか。ここではその理由についてご説明します。

解毒作用で血液をきれいにし、生殖機能を正常にしてくれる

妊活中は食べ物に慎重になりますが、現代は添加物や農薬が使われている食べ物が多いです。なるべく無添加のものを選んでも、大気やシャンプーといった日用品からも体内に入ってきてしまいます。

そこで注目なのがフィチン酸です。フィチン酸には高い解毒効果があるだけでなく、血中のコレステロール値を下げ、また血中のミネラルバランスを正常化し、きれいな血液を作る働きがあるのです。

玄米に含まれるそのほかの代表的な栄養素も、女性と男性ともにおススメのものがたっぷり。別名・生殖ビタミンとも言われるビタミンEには、卵巣の老化予防や精子の数・運動量を向上させる力があり、亜鉛には卵子や精子の生成を促す働きがあります。

玄米を食べると血行が良くなり体が温まる

玄米には必須脂肪酸のリノール酸が含まれています。このリノール酸は、血中悪玉コレステロールや中性脂肪を減らしたり、血栓をできにくくしたりする作用があり、血液をサラサラにしてくれるのです。

また、「フィチン酸」は血行も改善する働き物。血栓の原因となる血小板が凝固するのを抑える働きがあり、血液が固まるのを防ぎます。また血中のミネラルバランスを正常に保つ働きがあるので、血液をきれいにしてくれるのです。

血行不良は冷え性を引き起します。体が冷えると、子宮や精巣、卵巣といった生殖器に十分な血液や栄養が行き届かず、不妊につながる可能性があるので、こうした血行を良くする食べ物を積極的に摂りたいですね。

女性だけでなく男性不妊にも効果がある

妊活は女性が意識することが多いですが、もちろん男性にも必要なことです。

玄米には美容や卵子の質向上など女性に嬉しい作用が山盛りですが、これまでの説明でお分かりのように、男性にも不可欠な作用もたくさんあります。

精巣の機能アップや精子の数増加、精子の運動量を向上させるのは、受精に必要不可欠です。ぜひ二人の食卓に取り入れてみてください。

でも、「玄米」が体に悪い…妊活向きではないという説も?

一方で、玄米には潤沢な栄養素だけでなく体に有害なものも含んでいて、妊活中は控えた方がいいという意見もあるのです。一体どういうことなのでしょうか。

玄米に含まれるフィチン酸が摂取したミネラルを排出させる

実はこれまで何度も触れたフィチン酸には、強い解毒作用があるために「玄米を食べると重要なミネラルも排出してしまいうのでは」という懸念もあるのです。

そもそも玄米自体にミネラルが十分に含まれているのであまり神経質になる必要はありません。加えて最近の研究では、フィチン酸が糠に閉じ込められた状態であればミネラルの吸収に影響はないということが解っています。

とはいっても、「栄養が不足して不妊につながるのが心配」という方もいますよね。その時はミネラルのサプリメントを摂るという手もあります。ですがミネラルを長期的に過剰摂取すると、マグネシウム欠乏症や嘔吐などといった不調が出る場合もあるので、一日の摂取量をきちんと守りましょう。

玄米には残留農薬が(無農薬や減農薬の玄米なら心配ない)

大事なお米を虫から守るためにも、お米の栽培には一般的に農薬が使われます。白米は精米して米糠や胚芽を取ったものなので、あまり残留農薬のことについて言及されません。

一方で玄米は先述したように、精米していないものなので、特に糠の部分にはどうしても農薬が残ってしまいます。

もちろん完全無農薬や減農薬で作られた玄米もあるので、できるだけそちらを選んで食べましょう。どうしてもない場合は、玄米をしばらく水に浸けるのがおススメ。そうすることで残った農薬が水に溶かし出され、農薬を減らすことができます。

炊くのが面倒だし美味しくない(炊飯器の玄米モードを使う、発芽玄米にする)

最近では玄米が美味しく炊けるモードがついた炊飯器もでています。白米を炊くときよりも2時間ほどかかりますが、玄米メニューで炊くとふっくらおいしい玄米ご飯ができます。

そのほかには、発芽玄米を選んだり、炊飯器の中に玄米を入れて一晩水に浸して翌朝炊飯器のスイッチを入れたりするだけでおいしい玄米ができますよ。

玄米以外にも胚芽米や雑穀米もオススメ

スーパーでは玄米だけでなく胚芽枚や雑穀米も並んでいますよね。どれも体によさそうですが、実はこれらも玄米と同様、妊活におススメなのです。

雑穀米は、白米に玄米や粟、きび、ひえ、黒米、大麦などたくさんの雑穀をブレンドしたもの。

中でも大麦は水溶性食物繊維を多く含んでいるため、便秘の解消に効果を発揮します。ほかにも血行促進や抗酸化作用、滋養強壮作用が期待できる黒米や、食物繊維、鉄分、カルシウム含有量が白米を大きく上回るキヌア等が入っています。

加えて玄米や黒豆、黒米などは体を温める食材なので、一度に豊富な栄養を摂ることができますね。また、胚芽の部分を残して精米した胚芽米も、ミネラルやビタミンがたっぷり入っていてとても栄養があります。

色はやや黄色いですが、玄米や雑穀米と比較すると白米に近い食感です。玄米や雑穀米が苦手な方は、ぜひ胚芽米を試してみてください。

まとめ

当たり前のことですが、自分は自分が食べている物からできています。そしてそれはお腹の中の赤ちゃんへと受け継がれます。そのため毎日、毎食口にするものにはできるだけ体にいい物を摂りたいですが、それでストレスを感じてしまっては妊娠しやすい体つくりに向けた食材を食べても効果は半減してしまいます。
 
そこで玄米を主食に変えて、定期的に摂ることで、少しは肩の荷が下りるのではないでしょうか。または先ほどお話ししたように、雑穀米や胚芽米とローテーションして食べるのも飽きなくていいですね。玄米をベースにストレスを感じないよう、好きなおかずをしっかりバランスよく食べてくださいね。

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