「心が疲れたな」と感じたら。その原因と心を楽にする方法

ストレス社会と呼ばれる現代、生きるために無理しながら頑張っている人も多くいます。そんな中で、「疲れてしまった」と感じた人に、その原因と心を楽にする方法をご紹介します。

「心が疲れたら、頑張らなくてもいい」

そんな風に言われたら、あなたはどのように感じますか?その通りだと思いますか?疲れていても頑張らなきゃいけない、と思いますか?

心が疲れる原因は様々です。仕事、友人、恋愛、育児、介護…。
今はパソコンやスマホ、SNSに縛られ、常に情報が入ってきます。情報量が多いと誰かと比較する機会が増えます。自己責任だと責めるような口調で書きたてる人もいます。そうすると、味方がいないようで余計に疲れてしまいませんか。

もし、冒頭の問いかけで、「疲れていても頑張らなきゃいけない」、と思った人に、少しでも心が楽になるよう、解決方法も含めて紹介していきます。

背景に病気が隠れている可能性も。意欲がわかない程疲れている時は、まず専門機関へ

趣味があるのにやる意欲がわかない。誰ともしゃべりたくない。食欲がない、とにかく楽しめない、死にたい。そんな時はまず、心療内科や精神科を受診しましょう。家や会社の近くにある病院がお勧めです。動けない程辛い時は、厚生労働省のこころの耳(https://kokoro.mhlw.go.jp/agency/)に相談できる電話番号の窓口が載っていますので、電話してみましょう。

意欲がわかない程疲れている時は、背景にうつ病などの病気が隠れている場合があります。病院では投薬治療を中心とした対症療法になりますが、一時的にでも心を楽にすることは大切なことです。

ただし、「2.思考のクセが原因」の場合は、あくまで投薬治療は一時的な解決方法であり、先生があなたのすべてを楽にしてくれる訳ではないので、思考のクセも合わせて解決していきましょう。

思考のクセが原因

頑張らなければならないという「義務感」や、〇〇するべきという「べき思考」、完璧主義、何かあると私が悪いと考える…こんな風に考える人は、上手くいかないと悲観的に捉え、周りに対しても攻撃的になりがちなり、疲れてしまいます。

これは、あなたの価値観や、本当は事実と違うこともあなたの尺度で考えることで悪い方向に考えてしまうことが原因の場合が多いです。

「認知行動療法」や「森田療法」をご存知ですか。簡単に言えば、自分が感じたこと、考え方のクセを客観的に捉え直し、物事をより柔軟に捉えるようにするトレーニングです。

これら療法は臨床心理士などによるカウンセリングでも用いられる本格的なものです。カウンセリングを利用する方法もありますが、料金面などで不安がある場合は、一般の人向けに易しく書かれた本もあり、自分で実践できる本もあるので、難しく考えずに、本屋やインターネットで購入してみて、試してみてください。

また、もし日記をつけている人は、自分が思ったことに対してどうしてそう思ったのか、理由を添えるのも、自分を客観的に捉えることができるきっかけになり、クセを治すきっかけになります。

職場の環境が原因

働いている人で心が疲れていて、その原因が人間関係の場合は、自分の思考のクセを治すことで改善できることもありますが、職場の環境が原因のことも十分にあります。いわゆるブラック企業も該当します。体が疲れたら、心も疲れるのは当たり前のことです。

現在、厚生労働省や経済産業省、自治体など、行政として人を大切にする企業を増やし、職場環境を改善していこうとする「健康経営」を企業に対して働きかけています。

あなたが、無理してその仕事を頑張り続ける理由は何でしょうか。

環境が合わなければ配置転換を打診する、それが許されなければ転職や休職をする方法もあります。生きる方法はいくらでもあります。その間に新しくやりたいことが見つかるかもしれません。自己都合退職であれば3か月の待機期間はありますが、条件を満たせば失業手当も出ますし、職場の就業規則に休職制度があれば、その条件を満たし、医師の診断書を提出することで休職も可能です。休職中は、会社から給与は出ませんが、会社が加入している健康保険組合から傷病手当金が出るので、支給される期間内は収入の心配はありません。その間に、心と体を休め、自分を見つめ直し、復職するか退職するか決めましょう。

日本の法律は、経営者と従業員をめぐる、暗い歴史の中で、従業員を守るように改正されてきました。裁判でも会社に責任があるとした判例がいくつもあります。
自分ではどうにもならない職場環境の場合、困ったことがある時は、厚生労働省が管轄している「総合労働相談コーナー」で相談してみましょう。お住まいの地域にもあるはずです。専門の相談員が電話や面談で相談に乗ってくれます。職場にばれることもありません。

まとめ

心が疲れたら、それはあなたの体からのSOS。趣味や愚痴で解決できればよいですが、本当に心が疲れていたら、解決にならないこともあります。理想が高ければ高い程、また、真面目な人程疲れてしまいます。

悲観的な時は、悪い方向に考えがちです。でもそれは、疲れていて、本来のあなたではないからかもしれません。生きていれば、悪いこともあるし、良いこともある。

すべて含めてそれがあなたの人生です。辛い時、助けてくれる人は必ずいます。それを忘れないでください。

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