日焼け後のアフターケアは当日・翌日・3日目がターニングポイント!

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海やプール、山などのレジャーに出掛ける人も多いのではないでしょうか。しかし、強い日差しの下で過ごすとなると気になるのが紫外線です。

一昔前までは、小麦色の肌も健康的といわれていました。ところが、紫外線による健康被害や美白ブームから最近は日焼けしないほうがよいという傾向が強まってきています。

紫外線は、女性にとって大敵のシミの原因にもなるため、毎日日焼け対策を万全にしているという人も少なくありません。しかし、どれだけ対策をしていたとしても日焼けしてしまうことがあります。そのような日焼け後に重要となってくるのがタイミングに合った“アフターケア”です。

日焼け後のアフターケアに関するまとめやクチコミはいろいろありますが、ここでは日焼けの基礎知識とともに外側と内側からのアフターケアと美白を始めるタイミングについて詳しくご紹介します。

2種類の紫外線による日焼けは軽いやけどのようなもの

日焼けは、太陽光に含まれる紫外線によって起こる皮膚の炎症のことです。軽いやけどと同じようなものと考えられています。

紫外線の種類は「サンバーン」と「サンタン」の2種類

紫外線は、大きく分けると「サンバーン(sunburn)」と「サンタン (suntan)」があります。

日焼けの種類
図:https://gyazo.com/b6b68efab7af70bfb19e7d5c8c4d75a1
URL:http://www.showa-opt.co.jp/labo/shigaisentaisaku2006.pdf

サンバーンはUVBといわれる波長の紫外線が原因です。UVBは、エネルギーが強いため短時間でも肌細胞を攻撃し、肌に大きなダメージを与えるといわれています。紫外線を浴びた数時間後に現れる赤みを帯びた日焼けが特徴です。

もう一方が紫外線の大半を占めるサンタンです。UVAという波長の紫外線が原因で、サンバーンと比べるとエネルギーは弱いですが、雲やガラスといった物質をすり抜ける性質があり、肌表面の表皮層の奥にある真皮層にまで届いてしまう紫外線といわれています。

コラーゲンなどの組織を破壊してしまうため、サンタンには肌の弾力やハリを低下させる特徴があり、皮膚の褐色化につながる紫外線といわれています。

いずれの紫外線も肌に大きなダメージを与えるということで知られています。ただ、肌への影響だけではなく、最近では多くの研究により免疫機能の低下や皮膚がん、白内障といった健康被害にもつながることがわかってきており、健康維持のためにも日焼け予防が大切と考えられるようになってきています。

日焼けのピークは日焼け後24時間以内

日焼けは、紫外線による急性傷害の一種で、太陽光に当たってから数時間で炎症などの症状が現れ始めます。ピークは、日焼けから8時間から24時間とされています。その後は、症状が軽ければ2~3日程度で治まるケースがほとんどですが、日焼けしすぎていると水ぶくれができ、皮がむけることもあります。

日差しを浴び続けるとシミや腫瘍などの慢性傷害を起こす

太陽光は、見た目の老化を加速させる要因のひとつでもあります。紫外線を含む太陽光を浴び続けることで起こる老化を光老化といいます。

光老化は、皮膚の乾燥によるシワやシミ、腫瘍などを起こし、加齢による自然な老化に拍車をかけてしまう可能性が高いです。しかし、対策やアフターケアをしっかりとすることで予防できるといわれています。

日焼け後のアフターケア

シミは、紫外線の影響を受けるといわれていますが、実は日焼け後すぐにはできないのをご存知でしょうか?シミが作られるのは、日焼けから3日後くらいといわれています。つまり、うっかり日焼けをしてしまったとしてもシミが作られ始める前にしっかりとケアすることでシミを防ぐことが可能といわれているのです。

当日は冷却と保湿

日焼けした肌は、熱を持っているため体内の水分が蒸発しやすい状態です。放置していると肌が乾燥し、外的な刺激に弱くなってしまうといわれています。したがって、当日は肌をしっかりとクールダウンさせて、保湿することが重要です。

当日の冷却と保湿がしっかりとできていれば、紫外線のダメージも最小限に抑えることができるといわれているため、日焼け後は、なるべく早く肌を冷やしてあげることがポイントです。肌の炎症を抑え、十分に保湿ができていれば肌本来の回復機能を高められるためです。

主な冷却方法としては、次の3つがあげられます。

1.水やシャワーを浴びる

2.水に濡らしたタオルで患部を冷やす

3.タオルにくるんだ氷嚢や保冷剤で冷やす

全身を効率よく冷やしたいときは「1」、一部分だけの場合は「2」と「3」がおすすめです。いずれの方法も肌の熱が取れたら冷やすのを止め、必要以上に冷やしすぎないよう注意しましょう。

しっかりと肌をクールダウンさせた後は、保湿をします。肌は日焼けによって敏感になっているため、刺激の少ない化粧水を使用するのがベターです。冷蔵庫などで冷やした化粧水を使用することで効率よく身体をクールダウンできるといわれています。

保湿力を高めたいのであれば、化粧水の後にボディ用の保湿ローションを塗りましょう。水分の蒸発を防ぐ効果が高まり、肌のダメージを最小限に抑えることができます。

また、体内の水分補給も大切です。身体の水分が不足していると、表面をどれだけ潤わせても肌が乾燥してしまうためです。肌の表面をたっぷりの化粧水で水分補給するのはもちろん、経口補水も忘れず行い、肌の乾燥を防ぎましょう。

翌日以降は身体の外側と内側からケア

日焼けの翌日以降は、表面つまり外側のケアだけではシミが作られるのを防ぐことが難しくなるため、身体の内側からも十分なケアを心がけることがシミ防止の重要なカギとなります。

外側からのケア

低刺激の化粧水で肌に充分な水分を補給させましょう。また、新たな日焼けをしないことも重要です。特に、UVAはメラニン色素を酸化させて黒くするといわれています。シミを作らないためにも日焼け後はしっかりと紫外線対策を行いましょう。

内側からのケア

肌は、一定のサイクルで生まれ変わっています。これを肌のターンオーバー(新陳代謝)といいます。日焼け後は、このターンオーバーを促して、肌本来の回復力をアップさせることがポイントとなってきます。

ターンオーバーは、ストレスやホルモンバランスの乱れなどによりサイクルが乱れてしまうことがあります。すると、メラニン色素が正常に排出されず、肌に留まることでシミを増やしてしまいます。

そうならないためにも、酵素洗顔などピーリングを日々のスキンケアに取り入れ、ターンオーバーを促進させることも大切です。また、ターンオーバーを活性化させるのに有効とされている肉や魚、大豆などのタンパク質、しじみや牡蠣などに含まれる亜鉛を積極的に摂取するのもおすすめです。

また、柑橘系に多く含まれるビタミンCには、メラニンを作る働きを抑える効果があるとされており、シミの予防が期待できます。アボカドや大豆、ゴマなどに含まれるビタミンEには、抗酸化作用だけでなく、末梢の血液循環を改善する効果もあるため、肌のターンオーバーを促してくれるといわれています。

より効果的にシミ予防するのであれば、日々の生活の中でビタミンCやビタミンEなどの栄養を積極的に取り入れるのがおすすめです。

皮がはがれてきてもむくのは我慢!

日焼け後に皮がむけるという現象は多いですが、無理にむいているという人はいませんか?ポロポロとむけてくると気になりますが、無理にむいてしまうと新しい皮膚を傷つけ、肌の持つバリア機能を低下させる原因になります。

気になっても、お手入れで自然に向けたもの以外は触らないようにしましょう。

美白のタイミングと美白に有効な成分

日焼けをすると黒くなるというイメージが強い人が少なくなく、日焼け後すぐに美白ケアを始めなければと考える人も多いとされています。

しかし、美白ケアのアイテムには、刺激が強い成分が多く含まれているといわれています。したがって、ささいなことでも刺激を受けやすくなっている無防備な日焼けした肌に使用すると、大きな負担となってしまう可能性があります。

美白ケアを始めるタイミングは日焼けから2~3日後

メラニンの生成は、日焼けから3日後(72時間後)くらいから生成され始めるとされています。そのため、まずは低刺激な化粧水やローションで保湿して肌の赤みを抑え、治まってきた2~3日後から美白化粧品を使用するようにしましょう。

化粧品は「メラニン色素の生成や合成を抑える」美白成分に注目して選ぶ

美白といってもその成分はさまざまで、含まれる成分によって期待できる働きも大きく異なるといわれています。つまり、目的によって使い分けなければ効果が得られないこともあるということです。

美白成分は、大きく分けるとシミの原因となる「メラニン色素の生成や合成を抑える」働きと「すでに作られたメラニン色素を還元する」働きの2種類があります。日焼け後のアフターケアに関しては、「メラニン色素の生成や合成を抑える」働きのある成分が含まれる基礎化粧品が適しています。

メラニンの生成や合成を抑える働きを持つ成分

シミの原因となるメラニンの生成や合成に有効とされる美容成分は、ハイドロキノンやビタミンC誘導体、トラネキサム酸などです。

ハイドロキノンは、効果が高い反面、刺激が強いといった問題を抱えていたため、これまでは皮膚科などの医療機関でしか処方や使用が認められていませんでした。しかし、現在は濃度を抑えることで化粧品へも配合できるようになり、比較的簡単に手に入る化粧品でも使われるようになっています。

ちなみに、「すでに作られたメラニン色素を還元する」働きのある成分としては、ハイドロキノンとビタミンC誘導体が代表的です。つまり、シミの予防と改善の両方をカバーしたいのであれば、ハイドロキノンとビタミンC誘導体に注目をして選ぶとよいでしょう。

まとめ

日焼け後のアフターケアは、「時間」と「タイミングに合った対処法」がポイントです。うっかり日焼けをしてしまったとしても手遅れではなく、状態に応じたケアをすることで症状の悪化を防ぎ、シミを予防することができるといわれています。

美白ケアも日焼けすると焦って行いがちですが、日焼けの症状が治まってからがよいとされています。日焼け当日の対処法と翌日以降の対処法をしっかりとマスターし、シミを作らせない基礎を作ったうえで美白ケアするようにしましょう。

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