再発する「大人ニキビ」と「思春期ニキビ」の違いと今すぐにできる2つの正しい対策

意外と知られていませんが、大人ニキビと思春期ニキビは別物なので、大人ニキビは思春期ニキビと同じケアでは効果を実感できません。ここでは、大人ニキビと思春期ニキビの違いや原因から正しい直し方や対策を紹介します。

大人ニキビと思春期ニキビは発生する年齢に違いがある

大人ニキビは思春期を過ぎてから発生します

大人ニキビは思春期を過ぎた10代後半から、男女に関わらず発生したニキビを指します。特に、女性の場合は生理前後や生理中に大人ニキビが発生しやすくなったり、すでに発生している大人ニキビが悪化したりする人も見うけられます。

また、大人ニキビは様々な要因が影響しているケースが多く、個人個人の体調や生活環境にも左右されることが多いので、大人ニキビが発生するタイミングはまちまちです。

思春期ニキビは10代の思春期にできるニキビです

思春期ニキビは第2次成長期である13歳から18歳の思春期に発生するニキビをいいます。思春期ニキビは大人ニキビと異なり、成長に伴って発生するので発生する時期もある程度終わりが見えています。

一般的に、18歳あたりの思春期を過ぎた頃には思春期ニキビが落ち着く人が多いです。

大人ニキビと思春期ニキビは発生する部位や発生頻度に違いがある

大人ニキビは同じ部位にくり返しできやすいです

大人ニキビの特徴は、肌の状態が改善しない限り、同じ部位に何度もくり返しニキビが再発しやすいことです。

ニキビが直ったと思っていたら、また同じ部位にニキビができていた、以前に比べてニキビの色が赤みを増した気がする、ニキビが大きくなった気がする、という場合は大人ニキビの可能性が大きいです。

さらに大人ニキビの正しいケアをしないまま再発をくり返していると、歳を重ねていくにつれて大人ニキビの跡がシミになる可能性もあります。

大人ニキビはUゾーンに発生しやすいです

大人ニキビは口やあごの周辺、もみあげからあごにかけたフェイスラインといったUゾーンに発生しやすいのが特徴です。

このUゾーンは顔の中でも皮脂腺が少ないため、皮脂の分泌が少ない部位です。大人ニキビは皮脂腺が少なく、皮脂分泌の少ない部位に発生しやすいのです。

思春期ニキビは広範囲にできやすいです

大人ニキビが同じ部位にくり返し発生するのとは違って、思春期ニキビは皮脂分泌の多い部位へ広範囲に発生しやすいです。

額も頬も含めてまるで顔全体がニキビだらけという思春期のお子さんを見かけたことが1度はあると思います。典型的な思春期ニキビの症状です。

思春期ニキビはTゾーンに発生しやすいです

思春期ニキビはこめかみや額から鼻のTゾーンに発生しやすいのが特徴です。Tゾーンは顔の他の部位に比べ、皮脂腺が非常に多く、皮脂の分泌も活発です。思春期ニキビは皮脂の分泌が活発な部位に発生しやすいのが特徴です。

大人ニキビには正しい直し方や対策があります

大人ニキビを直すには日頃の生活習慣の見直しが必要です

大人ニキビは日常の生活習慣に影響を受けやすいので、まずは生活習慣を見直す必要があります。そして、生活習慣が改善されてくると大人ニキビはできにくくなってきます。

1.質の良い睡眠がとれているか

質のよい睡眠とは「しっかり眠れて疲れがとれている、しっかり眠れて翌日すっきりしている」という状態が得られる睡眠です。肌の再生は睡眠中に行われているので、質のよい睡眠をとることが大切です。

成長ホルモンの分泌が1番盛んな睡眠のゴールデンタイム、美肌のゴールデンタイムと呼ばれる22時から2時の間に眠っていることが肌の再生には大切だという説があります。(引用:http://www.skincare-univ.com/daily/beautyantenna/016059/)

なるべくこの時間帯には眠っていることがベストですが、現代社会では22時就寝が厳しい状況の人も多くいます。22時の就寝が厳しいなら、せめて日付が変わる前には就寝しておくという習慣をつけることでも良いかもしれません。

2.栄養バランスのとれた食生活をしているか

肌をみるとその人の食生活がわかるというくらいに、食生活と肌の状態は関係が深いです。ビタミン、ミネラル、タンパク質のバランスがとれていることが大切です。

また、不規則な食生活は肌の状態だけでなく、健康にも影響が出てきます。なるべく決まった時間に栄養のバランスのとれた食事をとるように心がけましょう。

案外多いのが、良かれと思って食べているものを食べ過ぎている可能性があります。例えば、ナッツが良いからと食べ過ぎていれば油脂の取りすぎとなり、オイリー肌の人には逆効果です。

肌や体に良いといわれているものでも肌質に合う、合わないもあります。食べ過ぎには気をつけなければなりません。

3.適度な運動を行っているか

大人ニキビも毛穴ケアが大切です。そのためには、適度な運動で汗をかいて毛穴を自然にひかせることも大切です。

さらに、運動することで体温が正常に維持されるようになり、体の代謝機能もアップします。その結果、女性特有の不調といわれる冷え性や血行不良の改善にもつながります。

肌トラブルの原因には体の冷えも影響しています。体が冷えていると、血行不良をひきおこし、肌奥に酸素や栄養素が行き渡りにくくなります。そうなると、肌の再生であるターンオーバーが乱れ、肌トラブルを引き起こしやすくなります。

また、適度な運度はストレス発散にもなるので、ストレスが原因の肌トラブルの改善にも効果的です。

適度な運動は体質の改善だけでなく、肌の状態の改善にも効果的です。日頃から適度な運動をして、適度に汗をかくことを習慣づけることも大切です。

4.トイレにはきちんと行っているか

体内の老廃物は肌トラブルの原因につながります。便秘しがちな人は特に要注意です。体内に老廃物をため込まないように便秘の解消にも努めましょう。

残念ながら、大人ニキビには即効性のある直し方は存在しません。たとえ専用の薬を使って表面的な治療をしたとしても、生活習慣やスキンケアを改善しない限りは再発をくり返すのが大人ニキビの厄介なところです。

生活習慣やスキンケアの改善はその効果が表れてくるのにもある程度の期間が必要となってきます。つまり、大人ニキビの正しい直し方にもある程度の期間が必要なのです。

大人ニキビを直すにはスキンケアの見直しが必要です

大人ニキビと思春期ニキビの大きな違いは、大人ニキビは乾燥している部位に、思春期ニキビは皮脂の分泌が盛んな部位に発生することでした。大人ニキビには乾燥が大敵です。日頃のスキンケアを見直すことで、大人ニキビの対策にもつながります。

一般的に、年齢を重ねていくにつれ、肌は乾燥しがちになっていきます。だから、思春期ニキビのケアのように、頻繁に洗顔することは避けた方が良いのです。

1.保湿を意識する

大人ニキビを直すには、スキンケアは保湿を意識することが重要です。

2.適度な洗顔をする

特に汚れが気になるとか、汗をかいた場合をのぞいては寝起きと夜の洗顔の1日2回程度で十分です。

3.洗浄効果の高いものは避ける

洗浄効果が高いものは、必要以上の潤いもとってしまう傾向があるので、大人ニキビのスキンケアには避けた方が無難です。

4.ピーリング効果の高いものは避ける

毛穴の汚れを取り除く効果であるピーリング効果の高いものも必要以上の潤いを取り除くだけでなく、肌を傷つけてしまう恐れもあります。ピーリング効果の高いものも避けた方が無難です。

5.紫外線対策に心がける

今や紫外線対策は年間通して行うものです。紫外線にはUVAとUVBの2種類があります。UVAは1年中降り注いでいて、天気に関係なく降り注ぎ、ガラスまでも通してしまうので、屋内にいても気づかぬうちに浴びています。UVAは肌の奥へ影響を与えるのでいずれ肌トラブルの原因となりえます。

一方で、UVBはUVAよりも肌へのダメージが強いので夏の日焼け対策はほとんどUVB対策になっています。だから、日焼け止めクリームのSPFの数値はUVB対策に大いに関係があります。

SPF10なら、日焼け止めを塗らない時と比べ「約20分×10」後に日焼けが始まるといったように、日焼けが始まる時間を遅らせる効果があります。SPFの数値が大きいほど日焼けの始まる時間が遅れますが、その分肌への負担は大きくなりますので、日焼け止めの選択も慎重に行う必要があります。

6.メイクやヘアケア用品に気をつける

毎日使うメイク用品も肌への負担が少ない、保湿を意識したものを選ぶようにしましょう。特に気をつけたいのがクレンジング。シートタイプのものはニキビそのものを擦ってしまうので避けた方が良いです。

しっかりメイクを落としたいならクレンジング効果が高いオイルタイプ。ただし、潤いを取りすぎてしまう可能性があるので、スキンケアで保湿を重点的に行うようにしましょう。メイクが濃くない人なら洗浄力が弱い分、潤いを取りすぎないミルクタイプがおすすめです。

意外と盲点なのがヘアケア用品。シャンプーやトリートメントの洗い残しが髪の生え際のニキビとなりやすいのは一般的です。大人ニキビの場合、フェイスラインに触る髪の毛が影響しているケースもありますので、ヘアケア用品にも気をくばる必要があります。

大人ニキビと思春期ニキビは原因にも違いがある

大人ニキビと思春期ニキビの共通原因は生活習慣の乱れや肌の乾燥です

大人ニキビと思春期ニキビは別物なので、それぞれ根本的な原因は異なります。

しかし、睡眠や食生活を始めとする日常の生活習慣の乱れや肌が乾燥しているといった共通する原因もあります。

大人ニキビの主な原因は肌のターンオーバーの乱れです

肌のターンオーバーとは肌の新陳代謝、つまり肌の再生をいいます。肌のターンオーバーは生活習慣とスキンケアに影響を受けやすいです。個人差もありますが、ターンオーバーの周期は約28日といわれています。

このターンオーバーが早すぎても遅すぎても肌トラブルの原因となるので、ターンオーバーを正常なサイクルに保つことが大人ニキビの予防につながります。ターンオーバーが遅い方か早い方かを見極める目安は、肌の状態や日頃のケアからだいたい判断がつきます。

肌のごわつきが気になる場合は古い角質がたまっていることが多く、ターンオーバーが遅い可能性があります。一方で、頻繁に洗顔する、角質ケアを頻繁に行っている場合はターンオーバーが早い可能性が高いです。

思春期ニキビの主な原因は皮脂の過剰分泌とアクネ菌です

思春期ニキビは過剰に分泌した皮脂が汚れとともに毛穴をふさいでしまうことで発生します。さらに、思春期ニキビとなってしまったふさがれた毛穴の中では、アクネ菌が増殖することで思春期ニキビはいっそう悪化します。

このアクネ菌、人間の皮膚にはたいてい存在している細菌です。そして、アクネ菌は皮脂を非常に好み、酸素が苦手な細菌なので、思春期ニキビが発生したところはアクネ菌にとっては好条件の部位なのです。ニキビの赤みはこのアクネ菌の影響なのです。

大人ニキビの原因を知って日頃から正しいケアを行っていこう!

大人ニキビは思春期ニキビとは別物なので、原因もケアも違います。

・大人ニキビは肌の状態が改善しない限り、同じ部位に再発しやすい
・大人ニキビの正しい直し方や対策はスキンケアと生活習慣を見直すこと
・大人ニキビの直し方には即効性はない
・大人ニキビの主な原因は肌のターンオーバーの乱れ

大人ニキビの原因をしっかり理解して、しつこい大人ニキビから解放されるように正しい直し方と日頃からのケアを行っていきましょう。

合わせて読みたい記事

この記事が気に入ったら
いいね!しよう