コンシーラーを買ってみたけれど、うまく使えずにしまってあるという女性も多いのではないでしょうか。コンシーラーは正しく使わないと、厚塗り感が出たり色浮きしたりして目立ってしまいます。
しかし正しい選び方と綺麗に塗るコツさえ押さえておけば、シミやそばかす、クマ、ニキビ跡をしっかりと隠してくれるカバー力抜群の優秀コスメです。
そこで今回はコンシーラーの部分別の選び方とキレイに塗るコツをご紹介していきます。
使い方がわかるととっても便利
コンシーラーは肌を綺麗に見せるためのコスメです。ファンデーションではカバーしきれない肌トラブルを綺麗に隠してくれます。使い方さえマスターすれば、とても便利なアイテムとして重宝します。
コンシーラーの役割は?
コンシーラーの役割はファンデーションではカバーしきれない、シミやそばかす、クマ、ニキビ跡などの気になる部分をカバーすることです。肌の悩みをしっかりと隠して、綺麗な肌に見せてくれます。
コンシーラーの種類とその特徴
コンシーラーは大きく4種類に分けられます。
ペンシルタイプは鉛筆のような形状をしており、硬めで油分は少ないです。細かい部分のカバーに適しています。スティックタイプはリップクリームのような形状をしており、カバー力は高いです。
クリームタイプは柔らかいテクスチャーで初心者でも使いやすいです。数種類セットで混ぜて使うものもあります。伸ばしやすいのでクマやソバカスなど広範囲のカバーに向いています。
リキッドタイプは液状のコンシーラーで、肌なじみが良く塗りやすいです。ただしカバー力はやや劣ります。
コンシーラーの選び方【クマ編】
目の下のクマを隠すには、伸びの良いリキッドかクリームタイプを使用します。クマの種類によってコンシーラーの色を使い分けてください。
青クマの場合、オレンジ系のコンシーラーを使います。茶クマにはイエロー系かベージュ系のコンシーラーがおすすめです。
黒クマにはベージュ系やパール系のコンシーラーを選ぶと良いです。そして赤クマの場合は、軽度であればイエロー系、重度であればグリーン系のコンシーラーを塗ります。
自分のクマをチェックしてみよう
クマのカバーには、種類によって色味を選ぶ事が重要です。
目の下の皮膚を引っ張るとクマが薄くなる場合は青クマ、上を向いて鏡で見たときに薄くなる場合は黒クマです。それ以外が茶クマか赤クマとなります。
コンシーラーの選び方【シミ・そばかす編】
シミやそばかすを隠すには、ペンシルかスティックタイプのコンシーラーを選びます。ピンポイントでカバーできるのでお手軽です。
やや大きめのシミやそばかすが広範囲に広がっている場合は、やや硬めのクリームタイプのコンシーラーが使いやすいです。
コンシーラーの色味は、自分の肌より少しだけ暗めの色を選ぶと自然に仕上がります。
コンシーラーの選び方【ニキビ・ニキビ跡編】
ニキビやニキビ跡を隠すには、ペンシルかスティックタイプの硬い質感のコンシーラーを使用します。カバー力が高く、ピンポイントでのカバーが可能です。
ニキビやニキビ跡の赤みのカバーには、グリーン系を選びます。赤みがそこまで強くなければイエロー系やベージュ系を選びましょう。
ニキビの刺激にならないように、優しく塗ってください。
コンシーラーの選び方【小鼻の赤み編】
小鼻など肌の赤みを隠すには、クリームタイプやリキッドタイプの柔らかいコンシーラーを選びます。イエローベージュにダークベージュを混ぜると、自然に仕上がります。小鼻の赤みにはグリーン系のコンシーラーもおススメです。
赤みが気になる部分に関しては、化粧下地の色をブルーやグリーン系にするとより自然にカバーできます。
コンシーラーを使うタイミングは?
コンシーラーを使うタイミングは、併用するファンデーションの種類によって異なります。
リキッド、クリーム、エマルジョンファンデーションを使う場合は、ファンデーションを塗った後にコンシーラーを使います。最後にフェイスパウダーで仕上げてください。
パウダーファンデーションを使う場合は、ファンデーションの前にコンシーラーを使います。下地、コンシーラー、ファンデーションの順番です。
BBクリームを使う場合は、スキンケア後にBBクリームを塗ってからコンシーラーをつけます。そして最後にフェイスパウダーで仕上げてください。
コンシーラーを綺麗に塗るポイント
コンシーラーを綺麗に塗るポイントは、厚塗りに注意することです。まず手の甲にコンシーラーを取って、指などで少量ずつ付けていきます。軽くポンポンと指で叩くようにして馴染ませてください。
またコンシーラーの後にはフェイスパウダーを乗せるとうまく馴染んで、自然に仕上がります。
コンシーラーを正しく選んで美肌感アップを目指そう
コンシーラーは使う目的によって正しく選ぶことができれば、肌の悩みをカバーして美肌感をアップさせることができます。複数の色味を持っていると、ニキビやクマなど異なる目的にも対応できるので便利ですよ。
コンシーラーは選び方さえきちんと押さえれば、すぐに使いこなすことができるようになります。これまでほとんど使っていなかった方も、ぜひコンシーラーを上手に使って美肌感をアップさせましょう。