ニキビが出来たとき、簡単に治す方法として塗り薬を用いる方は、たくさんいらっしゃいます。
しかし、本当に効果のある薬を使っていて、正しい塗り方を行えている人は少ないです。
ちゃんとニキビケアや症状緩和に効果を発揮させるためには、薬の選び方とケアの方法を把握しておく必要があります。
ニキビに悩んでいる人は、いち早くニキビを何とかしたいと思っているかたばかりだと思います。
そこで、今回は正しい薬の使い方や選び方、そしておすすめのクリームとはどのようなものかという点をご紹介致しますので、参考にしていただけると幸いです。
ニキビができる主な原因
ストレスやホルモンバランスの乱れ、偏った食生活、睡眠不足など間接的な原因のせいで、肌のターンオーバーが上手くいかず、皮脂が毛穴に詰まってしまい、アクネ菌が増殖して炎症を起こしてしまうとニキビができてしまいます。
クリームの役割
基本的にクリームはスキンケアの最後に使用するものです。
化粧水や美容液の成分をしっかり肌に浸透させ、閉じ込める役割があります。
スキンケアで行った保湿成分が蒸発することを防ぎ、クリームが持っている油分で肌を覆い、バリア機能を発揮してくれます。
ニキビ肌のクリームの選び方
ニキビ肌のケアには、保湿、肌のバリア機能の回復効果があるセラミド、保水力が高く感想を防ぐヒアルロン酸、新陳代謝や美白効果が高いコラーゲンなどの保湿成分が配合されているクリームがおすすめです。
クリームのつけ方
どうしても油分が多いクリームはベタつきが気になり、使用するのを躊躇してしまいがちですが、必ずしも油分のせいだけのベタつきではなく、皮脂分泌によるベタつきの可能性があります。
自分の肌に合ったクリームをチョイスすることでベタつかず、ニキビ専用のクリームを使用することをおすすめします。
市販薬についての基礎知識
市販のニキビ治療薬は、ニキビの原因であるアクネ菌の炎症を抑える抗炎症作用のある成分、皮脂の過剰分泌を抑制する成分が主成分となっているため、ニキビ跡の改善には効果はありません。
ニキビ跡にも効果があると勘違いして、購入し使用する方がいますが、ニキビの薬を選ぶ前にきちんと、正しい知識を把握しておきましょう。
ニキビ跡を市販薬で改善したい場合は、皮膚の新陳代謝を高める作用のあるビタミンCやL-システイン、ビタミンE、ビタミンAが含まれているものを活用しましょう。
皮膚科の飲み薬・内服薬編
ミノマイシンという抗生物質が処方されることが多く、ニキビの原因であるアクネ菌を排除する効果があります。
ただし扱い方を間違うと、善玉菌までも殺してしまう可能性があるため、医師の指示を守って服用しましょう。
皮膚科の塗り薬・外用薬編
塗り薬の代表と言える薬はディフェリンゲルです。
ニキビの原因となる毛穴のつまりを解消し、できてしまったニキビの治癒を早め、ニキビ予防効果があります。
ただし、ディフェリンゲルの副作用として、塗った後に肌が乾燥しやすくなるため、他の炎症止めのお薬が処方される場合が多いです。
薬の使い方・副作用などの注意点
市販薬では患部に塗布するだけのクリームが人気ですが、1週間使用しても改善しない場合は、使用を中止して医師に相談しましょう。
特に、ステロイドのクリームは大きく腫れた炎症ニキビを早く治しますが、長期間、広範囲に使うとニキビの悪化原因となるほど強い成分で、赤みや腫れといった副作用が発生する恐れがあるため注意が必要です。
ニキビ跡の市販薬について-正しい知識をもつことが大切
市販薬でニキビ跡も改善できると思っている方がいらっしゃいますが、実はニキビ治療薬のような、ニキビ跡の専用薬は存在しません。
基本的に市販薬は、ニキビ跡が改善するのを助ける役割のため、効果に即効性はありませんので、勘違いしないように注意してください。
市販のニキビ薬と処方箋のニキビ薬の違いとは?
市販薬の多くは、一時的に炎症を抑えることを目的としているため、ニキビ予防や、根本的な改善は難しいです。
一方、処方薬は、炎症を抑えながら殺菌・抗菌をして、ニキビの根本治癒が可能です。
本気でニキビケアを考えるなら!
ファーストクラッシュという、オールインワンの洗顔料がおすすめです。
毎日行うニキビケアは、簡単で面倒じゃないものが理想ですが、まさにファーストクラッシュはたった1本でニキビへのスキンケアができるため、面倒くさがり屋の人にピッタリです。
ニキビが出来た後に治療を目的として市販薬や処方薬を使用する人がいますが、本当にニキビの悩みから解放されたいのであれば、日頃からのニキビ予防が大切です。
毎日行う洗顔で、予防ができるファーストクラッシュは、皆さんのニキビ改善に力を貸してくれます。
薬で治療しながら、新たに新しいニキビを作り出さないようにファーストクラッシュで予防することをおすすめいたします。
薬に頼るだけじゃダメ!?
ニキビだけでなく、既に存在するニキビ跡を改善したいのであれば薬に頼るのではなく、バランスのとれた食生活、睡眠不足やストレスのない生活習慣への改善、毎日のスキンケアを心がけましょう。
例え、市販薬を使用してニキビが改善したとしても、乱れた生活習慣や食生活、間違ったスキンケアを行っているとニキビは繰り返しできてしまい、新たなニキビ跡を作り出します。
きちんとしたスキンケアや生活習慣の見直しで予防を行いながら、薬を併用してニキビを改善していくのが理想です。
ニキビ改善のための市販薬を買うときは、ドラッグストアや薬局の薬剤師さんに相談して選ぶとより安心です。