ニキビも皮膚疾患?悪化する前に皮膚科に相談しよう

ニキビはセルフケアで治そうとする人が多く、皮膚科で治療を行うほどではないのでは…と自己判断してしまうケースが多々ありますね。しかし、皮膚科でのニキビ治療は何種類もあり、ニキビを早く治すための一つの手段と言えます。

今回は、ニキビ治療を皮膚科で行うメリットや、皮膚科治療の種類について紹介します。自分に合った治療法があるか、医師に相談してみてください。

ニキビは皮膚科で治療する

皮膚科では、皮膚疾患つまり重症軽症関係なく適切な治療を受けることができます。皮膚科でニキビ治療をするメリットは、医師が診てくれるという安心感、エステサロンとは違い医療用レーザーを使うことができるなど、病院ならではの利点があります。

また、市販では手に入らない効果が期待できる薬を処方してもらうことができますし、保険が効くので金銭的にもメリットは高いと言えるでしょう。ニキビの治療という繊細な治療ですから、腕の良い医師・相性の良い医師を探すことが必要ですね。

皮膚科でのニキビ治療には『保険診療』と『自費診療』の2つがある

病院では保険診療と自費(保険外)診療があります。保険で認められている治療法は保険適用され負担が少なくて済みますが、自費診療の場合は100%自己負担となります。

ここからは保険診療の項目と自費診療の項目について紹介します。自費診療項目に関しては、皮膚科でも病院によって取り入れているところとそうでないところがありますので、事前にかかる病院に確認してみましょう。

保険診療でできる治療法

ニキビ治療の保険診療では、薬の処方と処置があります。皮膚科で処方されるお薬は抗生物質やビタミン剤などが多くあります。また、抗炎症剤や抗菌剤が処方されることもあります。

外用薬

抗菌作用がある薬やピーリング作用を持つ薬などが処方されます。抗菌・殺菌作用のある薬(ベピオゲル2.5%、ダラシンTゲル、アクアチムクリーム、ゼビアックスローション)は赤ニキビの腫れや炎症に効果的です。ピーリング作用のある薬(ディフェリンゲル)はターンオーバーを正常に促し汚れや皮脂など余分なものを取り除いてくれます。

ただし、ターンオーバーが正常なのにピーリングをして早まってしまうと、バリア機能の低い肌が外気にさらされて肌トラブルの原因にもなりかねません。医師に処方された回数・日数は守るようにしましょう。

内服薬

炎症がひどい場合は抗生物質(ミノマイシン・クラリス・ファロム)や抗炎症剤(ブルフェン)が処方されます。また、ニキビの原因の一つであるビタミン不足を解消するためにビタミン剤(シナール・ハイチオール)が処方されることもあります。

ニキビ体質など根本的に治療したい場合は漢方薬(十味敗毒湯・荊芥連翹湯・清上防風湯)が処方されることもあります。また、低用量ピルなどでホルモンバランスを整える治療法もあります。

処置法

皮膚科でできる処置に、面皰圧出というものがあります。専用の器具を使って毛穴に詰まった皮脂を取り除く処置です。ニキビの悪化を防いだり、より早く治るように治療する方法です。

自費診療でできる治療法

保険診療はニキビの治療がメインですが、ニキビ跡の治療には自費診療項目の方が効果は期待できます。

ケミカルピーリング

角質細胞を一部除去し、肌のターンオーバーを促します。

イオン導入

ビタミンC誘導体をイオンの力で患部に届ける方法です。毛穴詰まりを起こしにくくなりニキビの悪化やニキビ跡の凹凸の軽減に効果が期待されます。

レーザー治療

クレーター状になっているニキビ跡に効果的です。ダメージを受けた組織を輩出し、コラーゲンの生成を促します。

レーザーピーリング

薬剤を使わずレーザーによって行うピーリングです。赤みの改善が期待できます。

FGF治療

クレーター状になっているニキビ跡に効果的です。細胞増殖因子の注射をすることでふっくらします。

ニキビ治療費の相場はいくらくらい?

保険診療の場合は、初診料+処置+処方せん料がかかります。自己負担割合が3割の場合は2000円ほどあれば足りるでしょう。ただし、血液検査を行ったり、処置や検査項目が増えると2000円を超えることもあります。また、2年に1度診療報酬は改定されるので料金も前後する可能性があります。

自費診療の場合は、治療内容・病院にもよりますが、1回5000円~50000円ほどでしょう。レーザーやイオン導入などは通院が必要なので何回も通う余裕がある方でないと無駄になってしまいます。

皮膚科でニキビ治療を受ける際の注意点

保険診療では、皮膚疾患の治療を行います。つまり、ニキビが良くなれば(悪く言えば、もしニキビ跡が残ってしまっても)良いのです。治療効果やニキビ治療後の肌を考えるのであれば、保険が効かない治療も選択肢の一つとなるでしょう。

皮膚科の医師は、歯科医師とは違って通常の医師免許です。専門的な知識を持っているとはいえ、内科の医師も皮膚科と標榜することは可能です。たくさんの皮膚科がある中、できればニキビ治療に特化している皮膚科、医師を見極められれば良いですね。

市販でもニキビに対応できる薬はある?

オロナインH軟膏軟膏

白ニキビに効果的なオロナインには抗菌作用があり、アクネ菌を殺菌してくれます。保湿成分も含まれていて乾燥からくる肌トラブルにも効果的です。

ワセリン

乾燥からくるニキビに効果的なのがワセリンです。高い保湿力で感想を防ぎ、水分がお肌に止まります。低刺激なので敏感肌の人にもおすすめです。

テラ・コートリル

ステロイドと抗菌薬含有で、赤ニキビに効果的です。市販薬の中ではかなり効果が高いですが、ステロイドなので長期の使用はNGです。

ニキビの悩みは皮膚科で相談しよう

ニキビの軽症・重症度に関係なく、皮膚科では治療を受けることができます。最近は美容皮膚科でも綺麗に治す治療を行なっているので、ニキビを治すだけでなく、治った後も綺麗にしたいと考えている方は、自費診療になりますが相談をしてみるのがおすすめです。

また、中々皮膚科に行く時間が取れないという方は、市販薬でもニキビに効果的な薬は販売されています。ただし、中々良くならなかったり悪化することがあれば必ず専門医に診てもらうようにしましょう。

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