育児ノイローゼになってなに?症状&原因とママが出来る対策

望んで赤ちゃんを授かり、大変な妊娠期間も赤ちゃんに会うため頑張ってきたのに、いざ産まれて育児スタートしたらツラくてたまらない…そんな人もいるでしょう。

初めての子育てで、わからないことがあったり何事も思うように出来なかったりでツラいのは当然ですが、これが行きすぎてしまうと「育児ノイローゼ」という産後鬱状態になってしまう人もいます。

今まで穏やかな性格だったのに突然気性荒くなったり、泣いている我が子をあやすどころか無意識に子どもに手を上げそうになったり…自分はこんなことはしたくないのに、イライラの衝動が止まらないことってありませんか?

最近いつもイライラしている気がするという人は要注意です!ここでは、育児ノイローゼについてまとめましたのでお伝えします。

育児ノイローゼの症状をチェック

育児ノイローゼの方は、現状にいっぱいっぱいで自分が育児ノイローゼであることがわかりづらいものです。できるだけ早く育児ノイローゼを対処しないといけないのですが自覚がないのならわからないですよね…

ここでは、「ちょっと私、育児に疲れているかも?」と感じているママにやってほしい「育児ノイローゼチェックリスト」をご紹介します。

次のチェックリストのうち、3つ以上「イエス」に該当するようであれば、要注意です!

・些細なことでイライラしてしまう

・育児中になぜか強い孤独感に襲われる

・睡眠がとれず、常に寝不足の状態

・体重が激減、または激増している

・家族にイライラをぶつけてしまう

・子どもに手を上げてしまいそうになる(または、上げてしまう)

・料理や洗濯、掃除などの家事をやる気がしない

・他人と話しをするのが苦痛になる

・突然涙が出てくる

・全部投げ出して逃げたいと思ってしまう

こんな症状が出たら心療内科へ

上記のチェックポイントにおいて、イエスの数が多い方は精神的なコントロールを失いかけている、または失っている状態でとても危険な状態です。このまま育児ノイローゼの状態が続くと子供の虐待につながってしまったり、本当の鬱に発展してしまったりします。

最初は、地域の保健師さんや産院の助産師さんに育児について相談してみましょう。それでも精神的なツラさが解消されない場合が専門家のカウンセリングを受けることを強くおすすめします。

子供をぶってしまったりする前に、是非カウンセリングへ…。

産後になりやすい育児ノイローゼの原因

育児ノイローゼになる原因は人によって様々です。ここでは、よくある育児ノイローゼの原因をまとめました。

密室育児

赤ちゃんの月齢が若いうちはどうしても家で過ごすことが多くなりますよね。

特に冬場は気温も低く、感染症が蔓延しているので外出しづらいですよね。こんな環境にずっと赤ちゃんと2人きりでいるとママは精神的に病んでいってしまいます。

ホルモンバランスと自律神経の乱れ

女性は妊娠前と妊娠中、そして出産後と、ホルモンのバランスが短期間で何度も大幅にかわります。

このホルモンバランスの乱れは女性にとって精神的・肉体的に負担になります。ホルモンバランスの乱れで肉体的に現れる症状としては生理不順や肌荒れ、寝つきが悪いなどがあります。

パパの理解と協力が得られない

「夜赤ちゃんが泣いて大変で…」「日中もずっと泣いているか抱っこで何も出来なくてつらい」なんてパパに言っても「母親なんだから頑張れ」の一言で済まされてしまうという人は多い…。

ママ1人でお世話する肉体的な負担はもちろん、赤ちゃんはパパの子供でもあるのにどこか他人事だと精神的にもストレスですよね…

マタニティブルー

マタニティーブルーというと、妊娠中のものだと思っている人もいるでしょうが、産後の精神的に不安定なときにも使われることがあります。

一般的にはマタニティーブルーは産後鬱と違って一時的・短期的なもので、長くても2週間から1ヶ月もあれば改善されます。

マタニティーブルーの原因は、出産後のホルモンバランスの崩れです。精神的にとても参ってしまうのでマタニティーブルーかもと思った時は無理せず、周りにSOSを出して助けてもらうようにしましょう!

育児ノイローゼになりやすいタイプ

「私は大丈夫!」と根拠のない自信がある人もいるでしょうが、育児ノイローゼになりやすいタイプというものがあります。

具体的には、周囲に話しが出来る人が少なく、子供と2人の時間が長い人。

旦那さんは仕事で忙しく、両親は遠くに住んでいる、ママ友や友人も少ない…となると、必然的に子供の2人きりの時間ばかりになります。言葉が通じず、会話も成り立たない泣きっぱなしの相手は本当にストレスがたまるものです。

また、上手に気晴らしができない人も育児ノイローゼになりやすいです。器用な人だと、育児で忙しくても自分なりのリフレッシュをしているようです。しかし上手に気晴らしできない人は悶々とストレスを抱える一方…たまには旦那さんに子供を預けてリフレッシュする必要がありますね。

そして完璧主義な人も非常に危険です。

育児も家事も完璧にこなしたいという完璧主義者は要注意です。育児は想定外だらけなものです。「このオムツが替え終わったら、掃除をして、夕飯の支度をして…」と段取りしていても、オムツを替えた直後に抱っこをせがまれて一切の家事が出来なくなる…なんてことはザラにあります。

完璧主義者にとっては計画どおりに進まないということは非常にストレスでしょう。

症状が悪化する事で二次被害も

育児ノイローゼが進行すると、ママだけでなく周囲にも影響が出てきてしまいます。パパが全然協力してくれないことが原因だった人は、夫婦喧嘩が増えて離婚に発展するおそれがあります。

育児ノイローゼから、そのまま児童虐待へ移行するという人がいるというのが悲しいですが、事実です。

2歳児と4歳児に育児ノイローゼになりやすい

「育児ノイローゼって、子供が赤ちゃんの時だけじゃないの?」と思う人もいるでしょう。しかしそうではないのです。特に子供が2歳と4歳の頃に育児ノイローゼになるリスクが高くなります。その理由をここではご紹介します。

2歳児

2歳の時期は「イヤイヤ期」であることは有名ですよね。何でも自分でやりたがって「イヤ!」と言うなど、イヤイヤは子供の大きな成長の1つなのですが、ママにとってはとてつもないストレスになるのです。何を言ってもイヤと言い、泣き叫ぶ…答えのないやりとりばかりで精神的に参ってしまうママはたくさんいるのです。

4歳児

4歳になると、これまで絶対的な存在だったママに対して反抗するような態度や行動がみられるようになります。これを「第一反抗期」と言いますが、2歳児の「イヤイヤ期」と同様に成長の一環なのです。

しかしこの反抗期がママのストレスになってしまうのです…2歳の頃と違って言葉も達者になっているので言い返してきたり、暴れて反抗する子供を抑えようにも力も強いので疲れきってしまいます。

ストレスは自分なりの発散方法で定期的に解消

育児や家事など、日々の忙しさに追われていると、ママはどうしても自分のことを後回しにしがちです。そうやっている間にジワジワとストレスがたまっていき、気がつくと育児ノイローゼになっていた…なんてことも珍しくありません。

育児ノイローゼにならないには「ストレスをためない」という事がカギになります。出来るだけ早く自分のストレスに気付いて早めに発散できるようにしましょう。

自分では中々まずいと気づかない

「これぐらいのストレス、育児をしていたら誰だって感じているよね」「世の中にはもっとツラい環境で子育てをしている」と思いながら子育てをしていると、自分の精神的なキャパシティを超えていることに気付けないことがあります。

とにかく他人と比較するよりも、自分自身がどうなのかをよく考えてみましょう。そして、ストレス溜まっているなと感じたら、一時保育を利用したりパパに預けたりして子供を離れる時間を作って1人になれる時間を作るようにしてみましょう。

育児サロンや児童館などに出掛けて誰かと話しをしたり、ファミリーサポートなどを利用して家事をしてもって肉体的な負担を減らしたりして、とにかくストレスを軽減するようにしましょう!

新米ママさんが気を付けるべき事

初めての育児で気合が入りまくり!という新米ママさんもいるでしょう。

やる気があるのはいいことなのですが、たまには手を抜かないと疲れきってしまいますよ。また、「自分はこんなに頑張ってるんだから、パパももっと協力してよ!」とパパに求めすぎるのはいけません。パパだって新米パパなのです。

また、赤ちゃんがいるとどうしても家に引きこもりがちになってしまいます。外の世界を遮断された生活送っていると育児ノイローゼになりやすくなってしまいます。たまにはママ友さんとおしゃべりしてスッキリしたり、パパに子供を預けて外出などして息抜きしましょう。

そして、育児は100点満点を狙うととんでもなく疲れてしまいます。しかも100点を取ったからといって、誰かが喜ぶというわけではありません。子供はそれ以上にママに笑顔でいてほしいと思っています。育児は程よく60点くらいを目安にして、ストレスや疲れの少ない生活を目指しましょう!

ママだけに負担をかけずパパも一緒に協力して

赤ちゃんはママだけの子供ではなく、当然パパの子供でもあります。それなのに赤ちゃんのお世話がママにばかり集中してしまいがちなのは仕方がないことですが、パパがちょっとでもママに寄り添うことによってママが救われることもあります。

まずはママの愚痴を静かに聞いてあげてください。そして「いつも子供の世話をしてくれてありがとう」「ママは頑張っているね」「それはしんどいよね…」など、共感してあげましょう。ママはこの大変さを理解してくれているということだけで精神的にかなり明るくなることだってあります。

あとは、現実に赤ちゃんのお世話を手伝ってあげてください。たまにはパパが夜中のミルク係になってママをゆっくり寝かせてあげたり、ママがゆっくり1人でお風呂に入れるように赤ちゃんをみていたり…全部の育児を手伝う必要はないのです。どれか1つでもいいので、ママの負担を減らしてあげることがとても大切です。

気張らないで、ゆったりとした育児を目指しましょう!

いかがだったでしょうか?育児ノイローゼになってしまうと自分だけでなく、赤ちゃんをはじめ周りにも迷惑をかけてしまうのがツラいですよね…。何でも一生懸命なもはいいことですが、苦しくなってきたらちょっと気を楽にして休憩しましょう。

全部が全部、完璧である必要はないのです。2、3日くらい掃除しなくても誰も困りません。赤ちゃんをたまにパパに預けてちょっと現実逃避するものいいでしょう。とにかく適度に手を抜いて、ママの負担を軽くし、たまのリフレッシュをすることが大切です。

ママの心の健康が赤ちゃんにとって1番のことなので、心が疲れたときはノイローゼになる前にガス抜きをしましょう!

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