髪に潤いがなくパサパサした状態になれば一生懸命にトリートメントをする方は多いですが、頭皮がかゆい、フケが出るなどの不快な症状に対してはどう対処したらいいのかわからない方が多いですね。
頭皮のトラブルはほっといても治りません。どんどん悪化し切れ毛や薄毛の原因になってしまします。頭皮トラブルに悩んでいる方、対処法がわからない方、手遅れになる前に早めにケアしていきましょう、今回は、そんな肌トラブルに効果を発揮してくれる「頭皮専用の美容液」について紹介していきます。
頭皮ケアで髪を元気に
顔のスキンケアは念入りにする方が多い中、頭皮のケアはどこか疎かになりがちですが頭皮も顔と同じ「肌」なのでケアは必要です。紫外線や整髪料、コンディショナーなどのすすぎ不足により頭皮は思っているよりも相当ダメージを受けています。
念入りにシャンプーやコンディショナー、トリートメントをするよりも頭皮のケアをきちんとすることで髪が芯から元気になります。髪が芯から元気になることで、切れ毛や薄毛を予防することができるので、頭皮ケアも毎日のスキンケアに取り入れて行きましょう。
頭皮のケアを怠ると「乾燥」「かゆみ」「湿疹」「栄養不足」などの症状に悩まされます。頭皮が乾燥してかゆみをともなうと我慢ができずにかいてしまします。そうすると潤いが足りていない皮膚はポロポロと剥がれ落ち、フケとして肩や背中についてしまいます。
フケは決して汚い物ではないのですが、あまりいい印象ではないのも事実です。そして、かき続けてしまうと湿疹やかき壊しにより頭皮トラブルがどんどん悪化します。そんなトラブルになる前に、頭皮のケアに力を入れ元気な髪を維持しましょう。
頭皮トラブルには頭皮専用美容液
頭皮が乾燥している人、フケが多くて困っている人、頭皮湿疹が出やすい人は頭皮専用の美容液が一番おすすめですが、そこまでお金がかけられないという方は、普段使っている化粧水や乳液を使っても大丈夫です。
既にトラブルのある頭皮を元の正常な頭皮に戻すには時間がかかりますので専用の美容液が一番です。顔も潤いがなければファンデーションが上手くのらないように、頭皮もトラブルだらけではいい髪を維持することが難しいのです。
頭皮用美容液を選ぶポイント
初めて頭皮専用の美容液を使う方のために選ぶポイントを紹介しますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
効果的な保湿成分が含まれている
ヒアルロン酸、コラーゲン、シャクヤクエキス、アロエエキスなどが含まれていると保湿効果があります。
使いやすさ
たれない、べたつかない物が一番使いやすく妊娠中の方にも安心して使えるような刺激が強い成分は含んでいない物がおすすめです。できれば合成香料や着色料、エタノールの添加物が含まれていないのが理想です。
炎症やかゆみを抑えてくれる
頭皮専用の美容液には炎症やかゆみを改善してくれる成分含まれている物もあります。炎症に効果のある成分はグリチルリチン酸、アロエエキス、アルテア根エキスなどの成分で、かゆみに効果がある成分は塩素ジフェンヒドラミン、オクトピロックス、桜の葉エキスなどです。
美容液に貼られてある成分表をきちんとチェックして購入してくださいね。
頭皮美容液の正しい使い方
使う頭皮美容液が決まったら次は使い方に気をつけていきましょう。間違った頭皮ケアは肌トラブルを悪化させてしまいますので、正しいケアで頭皮環境をきちんと整えることが大切です。
1.予洗い後シャンプーをする
シャンプー前に髪や頭皮を濡らすことで頭皮が柔らかくなり毛穴も開きます。
2 .シャワーのお湯はぬるめ
顔や身体を洗うときも乾燥を防ぐためにぬるま湯で洗いますね。頭皮も同じです。お湯の温度は「38度」が適温です。
3.きちんと乾かす
濡れた頭皮は菌の温床になるので、自然乾燥は頭皮に悪影響です。ドライヤーの強風で短時間で乾かしてから頭皮美容液を塗りましょう。弱風で長い時間ドライヤーを使うよりも、強風で一気に乾かした方が髪にも頭皮にも優しいです。
4.頭皮美容液を直接地肌につけ優しくマッサージ
適量の頭皮美容液を頭皮地肌に直接つけて下さい。直接つけると効果的です。その後、指の腹で優しくマッサージをします。
使い方はとても簡単ですね。ただし、頭皮美容液は薬ではありませんので即効性はありません。毎日ケアすることで効果が現れます。最低でも1ヶ月持続させ頭皮を元気にしていきましょう。
かゆみやフケを抑えるには保湿が一番
いかがでしたでしょうか。顔に比べて疎かにされやすい頭皮ですが切れ毛や薄毛の原因になっていることもあるのです。
かゆみやフケで悩んでいる方も頭皮を保湿することでフケを抑えることができます。頭皮は思ったよりも深刻な肌トラブルが多いので、きちんと保湿をし栄養を与えて肌トラブルのない元気な頭皮を目指しましょう。そうすることで自然に髪も元気になります。