昔は体の関係だけを持つ男女をセフレ(セックスフレンド)と呼んでいましたが、同じように〇〇フレと言われる新しい男女の関係が多く登場しています。
中にはテレビなどで聞いたことのある方もいるかもしれない「ソフレ」や「キスフレ」などの他に、「ビリフレ」や「サンフレ」など耳にしたことのない言葉も生まれています!
友人でもなく、恋人でもない…。男女の関係はどのように発展していくのでしょうか。
こんなに増えてる!色々な○○フレ
今まで耳にすることのなかった〇〇フレという言葉ですが、今は色々な種類があるようです。
友人でも恋人でもない関係という、初めて聞く方には理解しがたい関係ではありますが、二人にとってちょうど良い距離感が〇〇フレに当てはまるという方が多いのかもしれません。
今回は、そんな新しい男女の関係性〇〇フレについて紹介します。
カモフレ
カモフレとは、カモフラージュフレンドの略。ふたりの間では恋人ではないけれど、周りの人には恋人のふりをする関係なんだとか。
例えば、好きではない人に誘われて断れなくて困っている場合。恋人がいる人だったら、誘われることも少なくなりますよね。このカモフレが、10代、20代の若者の中で増えてきているようです。
ソフレ
〇〇フレの中でも耳にすることがあるのがソフレではないでしょうか。ソフレとは、添い寝フレンドの略で、添い寝してもらうことで安心感があったり、一人が寂しいという人がソフレを作るようです。
男女間だからこそ感じれる緊張感を感じることもでき、恋人ではないので体の関係はいらないというソフレは、一緒にいて安心できる人ではないと出来ないことかもしれません。
キスフレ
キスフレとはその名の通り、キスをする友達という意味。あくまでも友達で、恋人ではないので、恋人がいる人もキスフレは別物なんだとか。
キスをすることで恋愛感情が生まれるケースもあるので、キスフレから恋人に発展することも多いようです。恋人がいない人は、まずは軽いノリでキスフレから…ということもできるのです。
ハグフレ
ハグフレの始まりは後ろから抱きしめられたいという「バックハグ」願望から生まれたようです。
他の〇〇フレに比べて一番ライトであまり抵抗感もなく作ることが出来そうです。ハグはお互いに幸福感を得ることができること、安心感があることなどから求める人が多いのかもしれませんね。
ビリフレ
最近登場した「ビリフレ」は、リハビリフレンドの略。失恋の傷を癒してくれる関係のことです。昔は失恋の傷は新しい恋愛で…とも言われていましたが、ビリフレの場合はあくまでもリハビリをしてくれる相手であるということ。
恋愛に臆病にならないよう、サポートしてくれるという関係でもあるそうです。傷心の状態で近くにいてくれる存在は、とても心強くありがたいですよね。
サンフレ
ビリフレの次に出てきたのが「サンフレ」という言葉。自覚症状なくサンフレにしていた…という方もいるかもしれません。
サンフレとはサンドバッグフレンドの略で、自分に好意を持っている男友達に言いたい放題言ったり、自分の悪いところを見せまくっても嫌われないので、「精神的サンドバッグ」になっているのだとか。
ソフレとキスフレが増加しているのはなんで?
ソフレやキスフレが増加しているのは、近年の若者は結婚願望が少なかったり、女性は仕事を続けたい、しかし安心感を得る関係は欲しいという時代背景があるのかもしれません。
草食系男子が増え、体の関係がなくても一緒にいれるだけで良いという人や、妊娠はしたくないけれど、欲求(キス)は満たしたいという人がソフレやキスフレを選ぶようになっています。
ソフレやキスフレは浮気じゃないの?
浮気か浮気ではないかという境目はとてもグレーなので、ソフレもキスフレも当人の考え方による可能性が高いです。片方にキスフレができた場合でもキスが性的な行為だと判断するかどうかは弁護士次第になってしまいます。
実際、パートナーにソフレやキスフレがいたらどのように感じるでしょうか。嫌悪感を抱く人が大半ではないでしょうか…。恋人が悲しむかもしれないということを頭に置いて行動をしないと、大切なものを失うことになるかもしれません。
友達以上恋人未満が楽しい「友達」の変化
恋人だと煩わしくなることも、友人以上の特別な関係の人と〇〇フレになることで、ドキドキや付き合うまでのワクワク感を楽しんでいるのかもしれませんね。
ソフレやキスフレが恋人ではないことはわかりましたが、やはり友達という括りではないように感じる方が多いのではないでしょうか。
男女の友情は成り立たないという言葉もありますし、ソフレやキスフレになってしまうのであれば、友情とはまた違う愛情のような気もしますね。
新しい関係性でも、お互いを大切に。
〇〇フレの中にはサンフレなど、相手をあまり思いやれていない関係性もありましたが、様々な関係性が生まれる中、お互いを思いやる気持ちを忘れないようにしましょう。
キスフレやハグフレなど、安心感を与えることで、相手を好きになる可能性も十分ある関係です。ある意味、相思相愛でないとできないフレンド関係ですから、お互いの気持ちを理解した上で、良い距離感を作ることができたらベストですね。