期待と希望にあふれた妊娠と出産を経たあとに始まる子育て…「思っていたのと、なにか違う…」と、子育ての理想と現実に悩む方は多いのではないでしょうか?
特に乳幼児期は、赤ちゃんのお世話に追われて気がつけば1日が終わっているなんてこともあります。自分のやりたいことが出来ない…これってかなりのストレスですよね。
あまりにも蓄積させたストレスは体調にまで影響を及ぼすことがあります。ストレスでママが倒れてしまうと育児どころではありません。こうなってしまう前に、ママだって「ガス抜き」が必要です。
同じ経験をしてきた先輩ママが「子育て中のストレス解消のためにしたこと」をご紹介します。
子育て中のイライラを解消するための7つの方法
子どものことはとても大切なのに、イライラしてしまう自分に自己嫌悪してしまう方もいるでしょう。でも、ママだって人間です。イライラすることはあります。
ここでは、子育て中のイライラを解消するための7つの方法をご紹介します。
とにかく泣いた
「赤ちゃんだって泣きたいだろうけど、ママだって泣きたい!」…そんな時もありますよね。イライラを心に溜めこんでモヤモヤとして持ち越してしまうよりも、いっそ大声で泣いてみてはどうでしょうか?
泣くという行為は、体力も結構使いますが、かなりのストレス発散になるのです。
感動的な映画を見て泣いたり、お笑い番組を見て思いっきり笑い泣きしたり、赤ちゃんと一緒に大声で泣いてみたり、自分に合った「泣き方」をしてみましょう。
泣き終わったあとは不思議を気分がスッキリしているはず。溜めこまないで、どんどん心のデトックスをしていきましょう!
ママ友やサークルで喋る
女性のストレス解消で、有効なことは「しゃべること」です。「今日はいい天気ですね」って近所の人と会話をするだけでも、なんだか疲れていた気持ちが軽くなりますよね。
子育て中の女性の最大の興味は「子どもに関すること」でしょう。その関心も満たして、ストレスも発散できそうなのはママ友や、育児サークルなどでおしゃべりすることです。
子どもが小さいうちは、周囲への迷惑やお出かけの準備の面倒さなどで出不精になりがちです。しかし、外に出て同じような境遇のママと話しをするだけでかなりのストレス解消になります。
「そうそう!うちもおんなじ!」なんて、共感して「自分だけじゃないんだ」と感じることは非常に大切です。
現実世界とはバイバイしてみる
子どもがいる「今」は、とても尊いものでかけがえのないものです。しかし、子どものエンドレスなイヤイヤや、理由のない号泣をされると消えてなくなりたい気持ちになった経験ってありませんか?
そんな時は現実逃避をしてみましょう。子どもを置いてどこかに旅立つ、とかではなく、あくまで空想世界に旅立つのです。
昔読んだ少女漫画でキュンキュンしみたり、冒険ものの漫画で脳内冒険に出発してみたり、今の自分から一瞬でも離れることはとてもストレス発散になります。
私はよく子育て漫画を読んでいました。結局は育児から離れきれないという結果でしたが、ストレスになる子どもの行動が面白おかしく描かれていて、「こういう捉え方もあるのか!」と勉強になったことがありました。
なんとか外へ出てリフレッシュ
子どもが産まれるまではアクティブに動き回っていた方は、子育て中は行動に制限が多くて窮屈に感じているはず。
そんな遠いところじゃなくてもいいから1人で外出したい!という方は、子どもを寝かしつけてから、ご主人に留守番をお願いして夜のウォーキングに出掛けたり、近所のコンビニまで出かけたりしてみましょう。
ちょっと1人で外出するだけで気分転換になりますよ。
子連れで外に出たい!という方は、子供向けの施設が好ましいでしょう。大型ショッピングモールなどでは、子どもを遊ばせることが可能なスペースもありますし、ママもウインドショッピングが出来てリフレッシュにもなります。
子供を預ける
子どもは可愛いのですが、1日中ずっと一緒にいると息がつまってしまいます。意思疎通がうまくいかない子どもを相手にしていると、どうしようもなくイライラしてしまうことはありますよね。しかし「自分の子どもにこんな感情を抱いてしまうなんて…」なんて落ち込まないでください。
子どもを預けてママは「1人様」を堪能してみてはいかがでしょうか?
実家やご主人が頼れる方は2、3時間でもいいので思いきって子どもをお願いしてみましょう。もし、頼れる人が近くにいない場合は近所の保育園や託児所の一時保育を利用するのもアリです。
1人でカフェでまったりするもよし、子どもが産まれてから長らく楽しめていなかった趣味に没頭するもよし、スポーツをしてさわやかな汗を流すもよし…徹底的にストレスを発散しちゃいましょう!
子どもと再会したときに、新鮮な気持ちで向き合えるのが「子どもを預ける」ことのいいところです。
悪い事じゃない!使えるものはなんでも使える
「育児はママがするもの」、そう思って全部1人でかかえこんでしまっている方も多いでしょう。
確かに日中の子どものお世話はママが主体となってする家庭が多いでしょうが、すべて1人でどうにかしようと思わず、頼れるところはどんどん頼っていきましょう。
1日中、子どもと2人で過ごすのが辛いなら子育てセンターや児童館に行って、他のママや職員さんと話すのもいいですし、育児でクタクタならファミリーサポートを利用して家事を外注するものもちろんアリです。
子育てを誰かに頼ることに抵抗のある責任感の強いママもいると思いますが、1番いけないのはストレスが爆発してしまうことです。限界が来る前に、使えるものは徹底的に使いましょう。
取り返しがつかないことになる前に、何でもいいのでSOSを出しましょう!
やっぱり食べてストレス解消が一番!
子どもがそばにいて、手っ取り早くできるストレス発散法はズバリ「食べること」。
普段は「授乳に差し支えるから…」「太っちゃう」とさけていた好きなスイーツや、デパ地下のステキなお惣菜、健康を気にして控えていたジャンクなフードなどで、今日は体重なんて気にせずぜいたくに食べちゃいましょう!
時間や状況が許すのならば、ホテルのブッフェなどに出掛けてみてもいいでしょう。たまには自分を甘やかして、満たしてあげることも大切です。
気分転換も大事
子どもが体調を崩している、天気が悪いなどの理由で、外に出たり誰かに預けたりすることが難しいときってありますよね。強制的に家に引きこもっているそんなときだからこそ、上手に気分転換することは大事です。
負担のない程度にちょっとお部屋を模様替えしてみたり、アロマを焚いてみたりしてもいいでしょう。イライラしている時はラベンダーなんていいですね。
この際、自分にあったアロマをじっくりと探してみるのも楽しいでしょう。また、気分転換に子どもが寝ている時、コッソリ溜めこんだヘソクリで通販を楽しんでいるママもいます。
美味しいお取り寄せスイーツを買ったり、1人で出かけるときのオシャレな服を買ったり、夢を膨らませて散財しちゃいましょう!
諦めも肝心
「よそのお宅のママは上手くやっているのに…」
「自分の母親は完ぺきなママだった」
など、誰かとママっぷりを比較して凹むことはありませんか?思い描いていた理想の母親像と、現実の自分が遠くかけ離れていて「自分はダメなママだ」と思ってしまう方もいるでしょう。
しかし、ないものねだりしていても自分を追い詰めるばかりです。他人と比べることはやめて、「自分は自分」と諦めることでかなり楽になります。
自分の限界をちゃんと認めてあげて、肩の力を抜いてみましょう。
このようなストレス解消方法も
これまでご紹介したストレス解消方法以外にも、人の数だけストレスの解消方法の数があります。
妊娠・出産を経て、独身時代の体型からかけ離れてしまったという方はダイエットによってストレス発散をしたという方もいます。
なりたい自分に近づく快感は、いくつになっても楽しいものですよね。また、働くことがリフレッシュになっているという方も。お金も稼げて、子どもとも一時的に離れることが出来て一石二鳥です。
他には日記やブログなどで、自分の心情を文字にしてスッキリするという方もいます。数年後にそれを見返して、「こんなこともあったなぁ」と懐かしく感じる日が待ち遠しいですね。
ママが笑顔だと子供も心が穏やかになる
いかがだったでしょうか。愛しい子どもと一緒にいるのにストレスがたまってしまう…これはもう仕方ないことなのです。
大切なのは「ストレスと上手く付き合っていくこと」です。そのためには、定期的にストレスを解消してくことがとても重要です。
適度にリフレッシュしてママが笑顔になれば、子どもも自然と笑顔になります。
ママの心の健康が、子どもにとって1番のことです。ストレスに潰されないように、趣味やリフレッシュなど自分自身を大切にしてあげられる時間を積極的に作っていきましょう!