妊活と飲酒の関係~ノンアルコール飲料は大丈夫なの?~

妊娠中にアルコール摂取がいけないことは、具体的な理由が分からなくても多く知られていると思います。「それなら妊活中はどうなの?」「妊娠してないのだから胎児への影響もないし良いのでは?」

私も妊活中にアルコールを控えなければいけないのかは、良く分かっていませんでした。実際に妊娠とアルコールの影響はどうなのか、何とか楽しめる方法はないのか・・・一緒に見ていきましょう!

なぜ妊娠中の飲酒が悪いの?

飲酒によりどのような影響が出てくるのでしょうか。妊娠期に合わせたアルコールの関係についてまとめてみました。

妊娠初期(~15週)の飲酒の影響

妊娠初期にアルコールを大量に摂取すると、流産のリスクを増加させます。しかし、実際どの程度の飲酒量で影響が出るのかは分かっていません。

妊娠初期は胎児の脳や身体、臓器が形成されるとても大切な時期です。飲酒は胎児の発育に影響を与える可能性があります。

英国にて、妊娠初期に飲酒をしていた女性を調べたそうです。その結果、なんと・・・大量に飲酒していた人では飲酒をしていなかった人と比べ、発育遅延の危険性が2倍、早産の危険性が3.5倍だったそうです。

少量飲酒をしていた人でも同じく、発育遅延危険性が1.7倍と高く、さらに早産リスクは4.6倍で大量飲酒をしていた人を上回ったそうです。

1回程度の適量の飲酒であればまず心配はなく赤ちゃんが順調に育っているなら大丈夫とも言われますが、気づいた時点でやめることが大切ですね。

妊娠中期(16~27週)・後期(28週以降)の飲酒の影響

妊娠中期と後期は特に胎児もさらに大きくなり脳の成長もパワーアップします。

今ではMRIを使って胎児をみて、一滴もアルコールを摂取しなかったかの違いも分かるようです。この時期の飲酒は、成長障害や脳の障害として出現しやすいです。

妊娠後の体質変化

ホルモンバランスの大きな変化や胎盤形成で血液の流れが下に行きがちなので、お酒がまわりやすくなるだけでなく、アルコールの分解にも時間がかかります。

個人差はありますがアルコールに弱くなるかもしれません。

胎児性アルコール症候群の恐れ

妊娠中全ての時期においてアルコールを摂取した場合、胎児性アルコール症候群になる恐れがあります。胎児性アルコール症候群とは、胎児に発育不全や容姿への影響、精神や行動の発達遅延などの先天異常が見られることです。

飲酒量に比例してリスクも増えますが、大量に飲まなくても発症した報告があるようです。残念ながら治療法がありませんが、妊娠中にアルコール摂取をしなければ防ぐことができます。

なぜ胎児に影響が出るの?

胎盤を介して栄養分や酸素と共にアルコールも胎児に運ばれます。胎児は小さく肝機能も発達していないので、アルコールに対する抵抗力がありません。

アルコールによって神経細胞を発達させるために必要な物質がしっかり作用しなくなり、アルコールを代謝する際に有害物質が発生し胎児の細胞を傷つけることから、様々な悪影響を及ぼしてしまうそうです。

授かりたい!妊活中の飲酒はどんな影響が?

妊娠前は赤ちゃんもまだいないから飲酒は問題ないのでは?アルコールで血流が良くなって赤ちゃんを授かりやすくなるのでは?そう思う方もいるかもしれません。

でも、ちょっと待って下さい。本当に妊活中の飲酒は影響がないのでしょうか。

女性って本当はアルコールに強くない?

一般に女性は男性に比べ、アルコール分解速度が遅い事実が厚生労働省にて説明されています。体重あたり同じ量だけ飲酒しても、女性は男性に比べて臓器障害を起こしやすいのです。

このことから、女性の飲酒量は男性に比べて少なくすることが推奨されているようです。身体を守るためにも、飲みすぎないことが大切ですね。

アルコール摂取の継続で不妊の割合が増加?

女性にとって妊娠後は飲酒を控えるべきですが、妊娠前の飲酒が妊娠する力への影響については未知の部分も大きいようです。しかし、女性が一日にコップ2杯程度の飲酒を続けた場合、不妊症になる確率が60%アップするともいわれています。

過度の飲酒が生理不順や排卵障害などを引き起こすきっかけになるからです。デンマークの調査では、アルコールを飲まない女性よりも、ワインを飲む女性のほうが妊娠までに要する期間が短かったと、イタリアの調査では、アルコールと妊娠する力との関連性はみられなかったと、発表されています。

このことから、過度の飲酒は控えるべきですが、適量であれば問題ないと考えられるかもしれません。ただ、適量といってもアルコールを代謝する能力には個人差が大きいので、どれくらいとは一概に言えません。妊娠するのに問題ないのはどこまでなのか、線を引くことは難しいことなのです。

妊娠前に飲酒した場合の胎児への影響

妊娠前の飲酒は、胎盤が形成される前で血液を通じ胎児へ送られず、影響はまずないとされています。しかし、妊娠前の多量の飲酒は胎児の発育に影響を与える可能性があります。

妊娠が判明する前にお酒を飲んでしまうのは良くあることです。妊娠に気付かず飲んでしまい胎児への影響を心配しないためにも、妊活中からアルコールを控えることが大事かもしれませんね。

妊活中・妊娠中でも大丈夫? ノンアルコール飲料について

どうしてもお酒を飲みたい時に、赤ちゃんを守りながらも飲んだ気分に浸りたい!

今ではノンアルコール飲料も様々な種類がでてきています。ビールやワイン、チューハイ、カクテル、梅酒・・・ノンアルコールだから安心だと思っていませんか?

選び方や飲み方を知らないと、悪影響が出てしまうことがありますよ。

ノンアルコール飲料でもアルコールが含まれている可能性が

実は、アルコールが1%未満であれば商品にノンアルコールと記して良いことになっています。そのため、ノンアルコールだからとたくさん飲んでしまうと、アルコールを体内に蓄積してしまうことになるのです。アルコール0.00%という表記をしっかりと確認した上で、商品選びをしましょう。

糖質が含まれることによる影響

糖質はノンアルコール飲料にも入っています。糖はエネルギー値が高く、取りすぎることで体重が増加することに繋がります。

妊娠中は高血糖になりやすく、それに伴い胎児の呼吸障害や先天奇形、流産、早産、子宮内胎児死亡などといったリスクが高まります。医者や管理栄養士などからカロリーや血糖値などの注意を受け、食事をコントロールしている方も多くいます。

ノンアルコールの中には糖質オフのものもありますが、糖質が入っている商品の方が多いので、気にせず飲んでいると食事コントロールの意味がなくなってしまいます。飲む料には気をつけましょう。

避けたい添加物が含まれている

ノンアルコールの風味を出すのには、それなりに多くの添加物が必要です。

香料や色素・酸味料・人口甘味料など、出来るだけ摂取したくないのが゛添加物゛。妊娠をしている時期はなおさら心配です。これらを摂取すると、癌やアレルギーを発症する恐れだけでなく、奇形形成のリスクがあります。

添加物を摂り続けることは、ノンアルコール以外でも気を付けていきたいところです。
ぜひ飲む前に、原材料を確認して見てください!

ノンアルコール飲料を活用しよう!

妊活中に我慢し過ぎると、ストレスやイライラから良くない影響がありそうですね。

ストレスは体内に活性酸素を発生させて、血流を悪化させることで卵巣機能の低下や、卵子・精子の老化につながってしまうそうです。

夫婦生活においても温かい気持ちやリラックスが大切になるので、気持ちを穏やかに保つ工夫が必要です。ノンアルコールで飲む雰囲気を楽しみましょう。

おすすめ!ノンアルコール☆

以下のものは、全てアルコール0.00%のものです。

福光屋 零の雫

世界初!無添加のノンアルコール日本酒テイスト飲料。香料、着色料、保存料、甘味料などの添加物は一切使用されておりません。日本酒と同じ「米」と「麹」を原料に、日本酒に近い味を再現しています。

龍馬1865

原材料:麦芽・ロースト麦芽・ホップ。プリン体ゼロでカロリーも低く、健康に気を遣う方に最適です。 シンプルな味わいと喉越しで、麦の香りと苦みを楽しみたいビール通の方におすすめ。香料、保存料、着色料無添加です。

ヴェリタスブロイ ピュアアンドフリー

添加物を使わないノンアルコールのプレミアムビールで、原材料はビールと全く一緒です。1本あたり、39.6キロカロリー。本場ドイツビールの自然なままの味わいを実現。 豊かな味わい、シャープなキレ・なめらかな喉ごしを楽しみたい方へ。

Celeble(セレブレ) ノンアルコールスパークリング

本格的な味わいのノンアルコールスパークリングワイン。原材料は、ぶどう発酵果汁、紅茶エキス、香料。甘めなテイストが好きな方へ。 きちんと発酵の過程を経た果汁を使用しているので、ワイン特有の酸味やコクを実現しています。砂糖や酸化防止剤は不使用。

チョーヤ 酔わないウメッシュ

ノンアルコール梅酒ソーダテイストです。酸味料や香料・人口甘味料は無添加。さらに和歌山県産の契約農園で採れた「完熟南高梅」を100%使用するというこだわり。甘いですが、天然の甘さなので美味しいです。

トラウベンモスト ローター(赤)・ヴァイサー(白)

ワインにする前のブドウを搾っただけの無添加ジュースで、ノンアルコールワインの赤と白です。原材料はブドウ100%で、他のジュースに比べ甘さは控えめで酸味も感じられます。

手作りしよう♪ノンアルコール☆

炭酸水を使って色々な味のノンアルコールカクテルを作れます。

量を調節したり色々な物を合わせてみて、お好みの味を見つけてください!

アレンジカクテル(1)1

レモン、グレープフルーツ、ライム、オレンジなど生の柑橘類の絞り汁を炭酸水に加えると、辛く感じるわりに後味がさっぱりするのが特徴です。

アレンジカクテル(2)

イチゴやブルーベリーを潰して蜂蜜を入れ、炭酸水をゆっくり加えて混ぜると、可愛いカクテルができます。

アレンジカクテル(3)

フルーツソースやシロップ、ジンジャーシロップ、柚子茶や果実酢など、お好みのものを入れて混ぜれば簡単に美味しいものが出来上がります。

終わりに

アルコールを気付かず飲んでしまい、不安を抱えている方へ・・・

妊娠に気付くまでの飲酒について医師にお話ししてみましょう。

御心配でしょうが、リスクや影響の程度は、今後の妊娠経過をみてみないと分からないと思います。赤ちゃんの成長経過を注意してみてもらう必要があると思いますので、主治医とよく相談しましょう。

胎動を感じるようになったり、定期的な検診を受けて赤ちゃんの成長を確認することで、少しずつ不安が解消していくといいですね。

あなたや赤ちゃんのためにも

アルコールについて耳の痛い話が多かったかもしれませんが、赤ちゃんのために今までの生活習慣を改善した努力は、赤ちゃんにも伝わっています。

ノンアルコールを活用して、幸せな妊娠ライフを送りましょう☆

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