世の中にはいろいろなダイエット法がありますが、全ての基本は「摂取カロリー<消費カロリー」ということ。頭ではいろいろ考えてしまいますが、カラダは案外シンプルで「食べたカロリー - 消費したカロリー」が蓄えられていく仕組みになっているのです。
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基礎代謝とは?
ダイエットの王道は、食べたカロリーを減らし、消費カロリーを増やすこと。年代別ダイエットの鍵は消費カロリーのなかに含まれる「基礎代謝」にあります。
基礎代謝とは、体温を平熱に保つ、筋肉や内臓を動かす、など、カラダの健康を維持するために必要最低限なエネルギーのことです。
基礎代謝は、一般的に男女ともに10代でピークを迎え、年齢とともに下がっていきます。
年をとると太りやすくなるわけ
基礎代謝の減少とともに「消費カロリー」も年齢と共に少なくなります。ですから、若い頃と同じように食べていると「何もしなくても消費されるカロリー」が減っているので、結果、蓄積されるカロリーが大きくなる、つまり、太りやすくなるというわけです。
基礎代謝が減少しはじめる20代
10代でピークを迎えた基礎代謝は20代になると徐々に減少し始めます。とはいえ、代謝はまだまだ高いので「ちょっと頑張れば痩せられる」という思い込みに走りやすく、極端な食事制限に走りがちなのがこの世代です。
20代のダイエットのポイントは?
食生活を整える
20代というのは何かと生活が乱れがち、残業や宴会などで食事も乱れがちな年代です。ですから、まずは規則正しい食事、栄養バランスのよい食事を心がけるようにしましょう。この年代ならまだしっかり食べて大丈夫です。
運動を始めるのは20代のうちに
運動をしていない方は何か運動を始めるのがおすすめです。しっかり運動をして痩せるのは20代で終了と心得ましょう。激しい運動ができるのも20代までです。
脂肪がつきやすく、痩せにくいカラダになる30代
30代になると、基礎代謝はさらに低下、加えて、35歳を境に女性ホルモンの分泌も徐々に減少し、脂肪がつきやすく痩せにくいカラダになっていきます。
また、30代は仕事で管理職についたり、出産や育児などで生活のスタイルが変わることも多く、ストレスを溜め込みやすい世代でもあります。
30代のダイエット
食生活を見直す
この年代になったら、ダイエットというよりも「健康維持」を目的に食生活を改善し、その結果が体重維持・体型維持につながると考えるようにしましょう。ストレスが暴飲暴食につながりやすい世代なので、カロリーコントロールに気をつけます。
日常生活の中でカラダを動かす習慣をつける
基礎代謝をアップさせるために、できればジョギングや水泳などの有酸素運動を強化したいところです。ですが、多忙な世代でもあるので、あらためて運動をする時間がとれないという方も多いです。
その場合は、日常生活のなかでカラダを使う習慣をつけるようにしましょう。
・ひと駅分歩く
・少し遠いスーパーまで歩いて買い物に行く
・エスカレーターやエレベーターをやめて階段を使う
など、できることからはじめてみてください。
「痩せない」悩みが本格化する40代
40代が太る原因は、加齢による基礎代謝の低下とホルモンバランスの変化といえます。「以前と同じ生活なのに太ってしまう」のが40代なのです。更年期にさしかかって精神的にも肉体的にも不調を感じやすいときなので、自分のカラダと相談しながらダイエットをするようにしましょう。
健康維持のためのにも食事制限と適度な運動がマスト!
脂質・糖質を意識した食事
摂取カロリーを減らすために、ご飯やパン、パスタといった炭水化物を制限し、栄養バランスのよい食事をとるように心がけましょう。メタボ対策にもなります。
適度な運動を日常的に続ける
40代になったら、できるだけ歩く、階段は使わない、、など、日常生活の中でカラダを動かす習慣をまずは身につけましょう。そこにプラスして、筋肉量を増やすための筋トレやエクササイズを日課として取り入れます。ウォーキングや水泳などの有酸素運動を定期的に行うとさらに効果的です。
年齢別ダイエット・まとめ
年齢によって変わる「基礎代謝」はダイエットと密接な関係があります。ですから、20代と40代では成果をあげるためのダイエット方法も変わってきます。自分の年齢、カラダの状態に合った方法で効果的にダイエットしましょう。