ファンデーションはシミ予防に有効?悪影響?シミのメカニズムから検証する

毎日つけているファンデーションが、シミの予防に役立つようなら嬉しいですよね。ファンデの種類によってはシミ予防も可能です。賢く選んで、10年後も透き通る肌を目指して!

ファンデーションを塗ることは、将来のシミ予防に有効?それとも悪影響?

ファンデーションとシミの関係について、2つの説があることをご存じでしょうか。1つは、ファンデを塗ることでシミ予防になるというもの。もう1つは、ファンデがシミを悪化させるというものです。

有効派の主張はこうです。「ファンデを塗ることで紫外線からお肌を守るバリアになるんだから、シミができにくいに違いない」。

一方、悪影響派の主張はこうです。「ファンデを塗ることは、結局お肌に負担をかけるということ。負担をかけたぶんだけ老化が進むから、シミにも悪いに違いない」。

どちらが本当なのでしょうか。それを考えるためには、そもそもシミはなぜできるのかから考えたほうが良さそうです。

シミのメカニズムから答えを探ろう

シミの発生には、大きく分けて3つの原因があります。それぞれのメカニズムをみてみましょう。

メラニンによるシミの発生

広く知られているのが、メラニンによるシミの発生です。紫外線を浴びると、肌は肌内部を保護するためにメラニンをつくりだします。メラニンを肌表面に並べ、紫外線をガードするのです。

このメラニンによるガードがなければ、肌内部のDNAが破壊されてしまいかねません。皮膚がんを引き起こしてしまうこともあります。メラニンの発生は肌の健康にとって必要不可欠なのです。

メラニンは、肌の古い角質とともに排出されます。しかし加齢などにより代謝が悪ければ色素となって沈着し、シミになってしまう。これがシミのメカニズムです。

肌の炎症と摩擦によるシミの発生

例えば、ビキニラインが黒ずんでいる人は多いと思います。この黒ずみの原因を知っていますか。下着の締め付けの摩擦によってできたものです。

顔の肌もビキニラインと同じように、摩擦で黒ずみます。顔をゴシゴシと強く洗ったり、硬いブラシでなぞったりしているうちに、だんだん黒っぽくなってきます。

また、ニキビを繰り返していると、炎症の痕が黒ずんできます。これも、心当たりがある人は多いのではないでしょうか。

肌が摩擦や炎症を繰り返すと、やはりダメージから肌を守るためにメラニンが発生します。このメラニンが、紫外線を受けたときと同様に沈着のメカニズムを辿り、シミになってしまうのです。

女性ホルモンのバランス異常によるシミの発生

女性は更年期障害にさしかかると、シミが一気に増えます。また、顔の左右対称にできる「肝斑」は、30代から40代の女性が発症する、女性特有のシミです。

このことから、女性ホルモンとシミの発生には何らかの関連性があるといわれています。とくにホルモンバランスとともに肌のバランスも崩れ、肌が過敏な状態になるためメラニンが発生するという説には説得力があります。

大事なのはメラニンを過剰発生させないこと

シミの原因を3つ上げましたが、いずれも直接的な原因はメラニンの沈着です。まずは、メラニンの発生を抑えることがシミの予防として有効になります。

紫外線から肌を守ることがメラニンを抑えるための必須条件

自分でホルモンバランスを完全にコントロールすることはできませんが、紫外線から肌を守ることならある程度は可能な気がしてきませんか。そう、UVケアです。

メラニンの抑制には日焼け止めが最も有効です。SPF値の高い日焼け止めをたっぷり塗ることで紫外線をガードし、メラニンが発生しにくい環境をつくりましょう。

これに下地やファンデーションを重ねれば、紫外線をブロックできる可能性がさらにアップ。有効派の意見は正しく、ファンデを塗ることで紫外線対策になり、結果としてシミが抑制されるのです。

SPF値とPA値の高いファンデーションならさらに効果アップ

ファンデーションによるシミ予防効果をさらに高めるために、ファンデのSPF値に注目しましょう。SPF値は、日常生活なら28程度をめどに、外で運動をするならそれ以上のものを使います。

また、シミ対策にはPA値も重要です。++程度のものを使えばシミに有効といわれています。

「紫外線カット」「紫外線吸収剤配合」「紫外線散乱剤配合」といったフレーズがパッケージに踊るファンデーションを探せば、目当てのものが見つかりますよ。

シミを誘発してしまうファンデーションの使い方

ファンデーションは紫外線から肌を保護してくれる一方で、正しく使わなければシミを誘発してしまう危険性があります。化粧そのものが肌に負担をかける行為だからです。

その限りでいえば、ファンデ悪影響派の意見は正しいといわざるをえません。でも、間違った使い方をしなければ大丈夫!どうしてファンデが悪影響を及ぼすのかから説明しましょう。

シミ抑制にもう一つ大事なのがターンオーバー

シミの抑制には、紫外線をカットするのと同時に、すでにできてしまったメラニンを排出することも大事です。排出のためにはお肌の新陳代謝が不可欠で、これをターンオーバーといいます。

ターンオーバーは、眠っている間に清潔で柔らかい肌で促進されます。もしもお休み前のクレンジングを怠り、ファンデが肌に残っていたとしたら、代謝をじゃましてしまいます。

残念ながら、SPF値やPA値の高いファンデーションほど落ちにくいという欠点があります。オフしたと思っていても落ちておらず、シミの原因になってしまう事態に陥りかねません。

クレンジングと保湿でシミのもとを一掃

シミ対策としてSPF値やPA値の高いファンデーションを使い始めたら、クレンジングの方法も見直しましょう。きちんとオフできるクレンジング剤に出会えれば、昼も夜もシミのもとを作らずに済みますよ。

また、強いクレンジング剤は乾燥のもとです。どんなに清潔な肌でも、カサカサして固ければターンオーバーは促進されません。オフの後はたっぷり保湿し、代謝環境を整えてあげましょう。

ファンデーションは正しく使えば将来のシミを予防する!

ファンデーション有効派と悪影響派、いずれの意見も正しいことがわかりました。ファンデーションを使うことはシミ予防に有効ですが、ちゃんとオフしなければシミの原因になってしまいます。

シミを予防してくれるファンデーションを正しく使って、上手にシミケアをしましょう。いくらSPF値が高くても、時間が経てば薄れてしまいますから、化粧直しは忘れずに!

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