女性にとってくびれて引き締まったウエストというのは永遠の憧れですよね。ですが、部分痩せの一種でるお腹痩せは簡単ではありません。
実際にダイエットで痩せることには成功したのに、お腹だけが出ている…太っているわけではないのに、お腹だけポッコリ出ている…くびれがない…という悩みを抱えている人というのは少なくありません。
なかなか細くなってくれないウエストの原因はカロリーオーバーや運動不足だけが原因ではないこともあるのです。
お腹周りを何とかしたい!と思っているのであれば、自分のお腹にお肉がついている原因を知って部分痩せにチャレンジすることをおすすめします。お腹痩せにはどのような方法があるのか、自分にはどのような方法が合うのか見ていきましょう!
お腹が太くなる原因
お腹太りに悩んでいる方はとても多いです。全体的にほっそりとしていても、お腹だけはポッコリ出ている…という人も少なくありませんよね。それはお腹の冷えが原因かもしれません。お腹が太くなる原因にはどのようなことが考えられるのか見ていきましょう。
お腹の冷え
冷たいものばかり飲んだりしていると、胃や内臓の温度が低下することになります。
胃や内臓の温度が下がると内臓は熱を蓄えるために体内温度を保とうとします。そうすると内臓が下がるようになってしまうのですが、内臓が下がると各器官の動きが鈍くなって代謝が落ちてしまうので、太くなってしまいます。
特に下腹部は冷えやすく、冷えるとその部分を守ろうと脂肪がつくようになるのです。
筋肉の低下
運動不足や加齢によって筋肉量が減ると、どうしてもお腹周りがゆるくなってしまいます。筋肉がないと、くびれどころではなくポコッと出たお腹になってしまいます。また、筋肉量がないと基礎代謝が低くなり太りやすい体になってしまいます。その逆で筋肉量が多いと痩せやすい体質になることが出来ます。
内臓脂肪の増加
お腹周りにはさまざまな臓器があるので、それらを守るためにどうしても脂肪がつきやすくなっています。内脂肪がつくと、どうしてもお腹が出るようになってしまいます。
内脂肪が増加するとくびれとはかけ離れたお腹になってしまうのです。やっかいなことに内臓脂肪は落ちにくいという特徴がありますので、内臓脂肪が原因でお腹が出てしまっている場合は、根気良く脂肪を落とすことが大切です。
便秘
お腹太りの原因の1つに便秘も挙げることが出来ます。便秘というのは、ほとんどの方が知っている通り便が溜まってしまっている状態のことを言いますが、便が溜まっている状態でいると代謝も同時に悪くなってしまうので、結果としてお腹周りのサイズも大きくなってしまうことになります。
便秘によってウエストが太くなってしまっているのであれば、まずは便秘改善の対策をする必要があります。ウエストサイズを落とすためだけでなく、健康のためにも便秘解消は大切であると言えるでしょう。
お腹痩せに役立つ情報
女性だけでなく男性でもお腹太りを気にしている方は多いです。へこんだお腹を手に入れるためにも簡単に自分で出来る方法をいくつか紹介します。空いた時間にぜひ行ってください。
お腹を温めましょう
お腹を温めることによってお腹痩せ効果があると言われています。前途した通りお腹周りには内臓がすぐ近くにあるので、内臓を守るためにお腹は1番脂肪がつきやすい部分です。
冷えているとお腹はより脂肪を蓄えようとするので、そんなお腹を温めることによって脂肪を蓄えようとする行為を止めることができるようになります。
内臓が冷えることで内臓機能が悪くなるだけでなく、基礎代謝が低下してしまうことになります。基礎代謝が低下すると痩せにくい体になり、お腹太りだけでなく体重が増えてしまうようになるので、温めることによって痩せる可能性を高めることが出来ます。
お腹を揉む
お腹を揉むことでお腹痩せする可能性を高めることが出来ます。お腹を揉めば血行が良くなるのと同時にリンパの流れを良くすることができるようになります。
血行やリンパの流れが良くなれば老廃物を排出することができるようになるので、お腹のむくみを解消することが出来るようになります。
しかし、揉むだけで脂肪を燃焼させることができるわけではありませんので、体重を減らすことができるわけではないです。ただ、部分痩せとしてお腹を揉むことで痩せられる可能性を高めることはできるので、試してみて損はないでしょう。
お腹をへこます(ながら筋肉)
お腹痩せを実現するためにどうしても必要になるのが筋肉です。スタイルを良くするためにも、ウエストにくびれをつくるためにもある程度発達している筋肉はどうしても必要になります。
筋肉が衰えてしまうと、少しの脂肪でもその位置にキープすることが出来なくなってしまってお腹やお尻に脂肪が溜まってしまうようになります。そこで効果的なのが筋肉を鍛えることです。
筋肉を鍛えるというとハードな運動を思い浮かべる方も多いかもしれませんが、簡単に出来る「ながら筋肉」でもある程度の筋肉を鍛えることは出来ます。何かしながら簡単に行うことができる1番簡単な方法は「常にお腹を凹ませることを意識する」ということです。
お腹を凹ますようにしていると、筋肉を確実に使うようになります。筋肉を使うと腹筋を鍛えることができるようになるので、お腹のたるみを解消することができるようになります。
お腹を凹ますことで筋肉の位置を通常の状態に戻すことも可能となりますので、料理をしているとき、テレビを見ているとき、仕事でデスクワークをしているときなど、何かをしながらで良いのでお腹を凹ますということを意識するようにしてください。
便秘の解消
便秘になるとお腹がどうしても出てしまいがちになりますので、お腹痩せをしたいのであれば便秘解消が必要になります。特に女性は便秘で悩んでいる人が多いですよね。
便秘になるには不規則な食生活、ストレスなどいろいろな要因を考えることが出来ますが、まずは食生活を見直すようにしましょう。
便秘解消のためには腸内環境を整える必要があるので、食物繊維が豊富な食べ物、有名なところだとヨーグルトなどの乳製品やごぼうなど食物繊維を多く含む野菜中心の食生活を心がけるようにしてください。
お腹痩せには有酸素運動が有効
お腹痩せをするために運動を実践しているという方も少なくないと思いますが、運動をしているのに効果がないという場合、運動方法が間違っているのかもしれません。お腹痩せには有酸素運動がとても有効であると言われています。正しい運動を実践するようにしましょう!
基礎代謝を上げて痩せやすい体質にするために筋肉は必要になりますが、最も効果的なのは筋肉もつけることが出来カロリーも消費することができるランニングであると言えます。
ランニングは有酸素運動の中でも特に効率が良いと言われていますので、お腹痩せを目指すのであればぜひやってほしい運動です。
とは言っても、続けることが出来なければ意味がありませんので、ランニングは苦手…というのであればウォーキングや自転車を使用したサイクリングを行うことをおすすめします。長く続けて習慣化させることがお腹痩せには効果的なのです。
腹筋をしてもウエストは細くならない!?
ウエストを細くするには腹筋が1番良いと思っている方も少なくないのでは?確かにある程度の筋肉をつけることは、たるみ予防や痩せやすい体を作るためには大切なことです。筋肉がないと基礎代謝を上げることが出来ません。
しかし、腹筋をしてもお腹痩せを目指すことは難しいと言えるでしょう。腹筋は有酸素運動ではなく無酸素運動なので、お腹の脂肪を落とすことは難しいのです。
筋肉がお腹につけば引き締まるようにはなりますが、長時間続けることの出来る有酸素運動の方が脂肪を落としてカロリーを消費するのには有効です。
正しい方法で継続することで理想のウエストを手に入れよう
お腹というのは体の部分でも特に太りやすいところです。全体的には痩せていてもお腹だけポッコリ出ていて悩んでいる…という人も少なくありません。
お腹痩せしたいと思っていろいろやっても思ったように痩せてくれない部分でもありますが、効果がすぐに出なくても諦めないようにしてください。
紹介した通り、お腹は脂肪が溜まりやすいのに脂肪を燃焼しにくい部分なので、痩せるためにはどうしてもそれなりの時間が必要になります。正しい運動を継続することで理想のウエストに少しずつでも必ず近づくことができるようになります。
引き締まったウエストを手に入れるためには毎日続けるということが大切になるので、無理のない範囲で根気良く続けてお腹痩せを目指しましょう!