タイムリミットは72時間!?うっかり日焼けをなかったことにする方法って?

防御していたつもりなのに、うっかり日焼け・・・。そんな時、知っておいて欲しいのが「72時間」という数字。その間に正しいケアをすれば、日焼けをなかったことにできるんです。

紫外線を浴びてもシミが作られるまでには時間があるんです

なぜ72時間がタイムリミットなの?

実は紫外線が肌に当たってから、シミの原因となるメラニン色素の生成が始まるまでには72時間がかかるのです。

ということは、うっかり日焼けをしてしまっても、72時間以内に正しいケアをすれば、日焼けをなかったことにできるということなんです。

シミができるまでの72時間、肌の中では何が起きてるの?

では、シミができるまでの72時、肌の中では何が起きているのでしょうか?シミ形成のメカニズムを簡単に見ていきたいと思います。

紫外線が肌に当たると、

①表皮細胞(ケラチノサイト)で活性酸素が発生します。活性酸素というと悪いイメージが強いかもしれませんが、本来、体に入り込んだ細菌などから細胞を守ってくれるのです。ところが増えすぎると、かえって肌細胞にダメージを与えることに。

②それで「メラノサイト」という細胞に、「肌を守りなさい!」という命令が伝達されます。

③命令を受けたメラノサイトは、「チロシナーゼ」という酵素を活性化させます。

④チロシナーゼが酸化し、「チロシン」というアミノ酸をメラニン色素へと変化させていきます。⑤そして、黒褐色のメラニン色素が肌の表面に押し上げられ、シミとなるのです。

①~④までの過程のおかげで、紫外線が肌の奥まで進入しなくて済むのですが、過剰に紫外線を受けると、メラニンも過剰に作られます。そして、通常はターンオーバーにより排出されるメラニンが肌に残り、色素沈着を起こしてシミになるのです。

お分かりいただけましたか?過剰なメラニンができる前に何とかすればいいということなんですね。

72時間の間にやるべきことって?

まずはとにかく冷やしましょう

日焼けは、肌がやけどした状態です。まずは日焼け止めや化粧をクレンジングでやさしく落とし、水をかけて冷やしましょう。その後は冷たい濡れタオルを当てたり、氷水でパッティングするなどして、ほてりを鎮めましょう。

全身日焼けした場合は、冷たいシャワーを浴びたり水風呂に入って冷やしましょう。

しっかりと保湿しましょう

その後は、たっぷりの化粧水で保湿しましょう。レジャーなどに出かける日は朝から化粧水を冷蔵庫で冷やしておくと効果的です。但し、日焼けしたその日に、美白化粧水など強い成分が入っているものは使ってはいけません。

カバーも忘れずに

化粧水の後は蒸発を防ぐために乳液やクリームでカバーしましょう。普段の肌に使ったことがあるなら、ニベアやアロエクリームは、保湿性に優れ、ダメージを受けた肌の修復に力を発揮するので、大変効果的です。

早く寝るのが肝心です

日光は体力を消耗させます。すると当然、肌の修復力も落ちることになります。なるべく早く寝て、肌ダメージの回復を図りましょう。

その日だけではなく、1週間は意識してたくさん睡眠をとると、肌老化にストップをかけることにつながります。

シートマスクで集中ケア

2日目、赤みやほてりが引いてからは、シートマスクが大変役にたちます。水分や栄養分が豊富で、あのひんやり感は肌も心も癒してくれます。

ビタミンC誘導体、アルブチン、トラネキサム酸などの美白効果のあるものがおすすめです。72時間以降に生成されるメラニンの排出を抑制することができます。

72時間後にもやることが

メラニン排出効果のある美白成分でキレイを保ちましょう

72時間以内にケアをがんばっても、完全に安心するわけにはいきません。全てのメラニンを防御できたかは分からないし、できてしまったメラニンを排出することを考えないといけません。だから、1週間は意識を高めて美白ケアに努めましょう。

メラニンの排出を促す効果の高い美白成分には、ビタミンC誘導体、プラセンタ、ハイドロキノンなどがあります。このひと手間が、5年後、10年後のあなたのキレイを左右するのです。

日焼け止めを正しく使って、効果的なケアを

とは言っても、うっかり日焼けをしないに超したことはありませんね。そこで、日焼け止めの正しい使い方をお伝えしておきます。

「SPF」と「PA」ってどんな意味?

日焼け止めには「SPF」や「PA」って書いてありますよね。まずこの意味から知っておきましょう。

「SPF」というのは「Sun Protection Factor (サン プロテクション ファクター)」の略です。UVBによって肌が赤くなるまで普通約20分かかると言われていますが、これを何倍ぐらい延ばすことができるかを数字で示したものです。

例えばSPF10なら、10倍の200分、つまり3時間20分は大丈夫という意味です。

次に「PA」は「Protection Grade of UVA (プロテクション グレイド オブ UVA)」の略です。これはUVAの防止効果の程度を表したもので、「PA+」は やや効果がある、「PA++」は効果がある、「PA+++」は非常に効果があるという意味です。

「PA+」は日常生活での紫外線、「PA++」は屋外活動、「PA+++」は長時間の屋外活動に対応したものとなっています。

正しい日焼け止めの塗り方は?

適量を使用する

日焼け止めを顔に塗る場合、500円玉くらいが適量とされています。手の平にのせると、「えっ、こんなに?」と思われるかも知れませんが、適量でないと効果は期待できません。

しっかり保湿をした後に塗る

朝は時間に追われてメイクも手早く済ませたいところですが、日焼け止めは化粧水や乳液でしっかり保湿した後に塗りましょう。

肌に化粧水や乳液が残っている状態で日焼け止めを塗るとムラになってしまうし、乳液と混ざることで日焼け止めの効果が薄れます。

しっかり浸透させる

日焼け止めを額、鼻、両頬、顎に乗せて、指で軽く押すような感じでつけていきます。塗るというよりもやさしくのせていくような感じの方がムラなくつけることができます。

その後は手の平で顔を覆うようにして、しっかりと密着させましょう。また、頬と鼻は日焼けしやすいので、重ねづけがおすすめです。

2,3時間おきに塗り直す

朝、どんなにしっかり塗っていても、知らない間に汗や皮脂で落ちてしまいます。だから2,3時間おきに塗り直しましょう。

クレンジングでファンデーションを落としてから塗るのが理想ですが、それができない場合はスプレータイプやパウダータイプが便利です。

これはしてはいけない!NGな塗り方

力を入れて擦り込まない!

日焼けをしたくないからと言って、一生懸命に力を入れて塗ると、肌が刺激されて肌トラブルの原因になってしまい、逆効果です。

古い日焼け止めを使用しない!

化粧品は一度開封すれば、空気に触れて酸化が進みます。もったいないからと言って、1年前のものを使ったりすると肌トラブルの原因になり、もともこもありません。特に無添加のものは劣化が早いので注意してください。

外出する直前に塗らない!

日焼け止めが肌に浸透するまでには15分から30分くらいの時間がかかります。出かける直前に塗っても効果はあまり期待できません。外出30分前には塗り、肌になじませておきましょう。

普段のケアと72時間以内のスペシャルケアでシミとさよならを

いかがでしたか?紫外線はいつでもどこでも降り注いでいます。毎日、正しく日焼け止めを使い、それでもうっかり日焼けの時は72時間以内のケアで、シミとさよならしましょう。

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