痛くてしみる!妊娠中できやすい口内炎は葉酸サプリで予防できる?

口内炎ができてしまうと食事をおいしく食べることができないし、何よりもうっとうしいですよね。

この口内炎ですが、妊娠中にできやすくなるともいわれています。妊娠中はできるだけ薬を使いたくないものですが、食品であるサプリでも口内炎対策ができます。

そのサプリとは葉酸サプリ、最近では妊娠したことをきっかけに愛用している女性も多いですよね。葉酸サプリと口内炎について解説しましょう。

なぜ妊娠中は口内炎ができやすい?

口内炎とは唇や舌、頬、歯茎にできた炎症のことを言い、なぜ口内炎ができたのかという原因をはっきりと特定することは、現在の医学でも難しいようです。

妊娠中に口内炎に悩まされる方は多く、妊娠が口内炎のきっかけになっているのは確かです。なぜ妊娠中は口内炎ができやすいのか原因を6つ挙げてみました。

妊娠中に口内炎が出来やすくなる原因

①妊娠による免疫力低下

②ストレス

③つわりによる食生活の乱れ

④歯磨きが十分にできない

⑤胃腸の不調

⑥歯磨き粉(ラウリル硫酸ナトリウム入りのもの)

それぞれの原因について詳しく見ていきましょう。

ホルモンバランスが崩れる

妊娠中に口内炎に悩まされるのは、妊娠初期の頃が多いようです。妊娠初期は、体内で胎盤を作るために、黄体ホルモンが大量に分泌されます。

身体が急激に変化していくので、ホルモンバランスも崩れますし、ストレスもかかります。それが原因で口内炎になってしまうこともあります。

女性ホルモン(黄体ホルモン)の分泌が増えると口内炎ができやすくなる

ホルモンバランスが崩れると、口内炎ができる原因は2つあります。

一つは、ホルモンバランスの変化で唾液が減ってしまうということです。唾液が減り、口内が乾燥すると、口の中が不衛生になり、口内炎になりやすくなってしまいます。

二つめは、ホルモンバランスが崩れることで、免疫力が低下してしまうことです。免疫力が下がると、普段は何ともない菌でも、体は菌の繁殖を抑えることができず、口内炎になってしまうことがあります。

食生活の乱れ、ビタミン不足

妊娠初期の頃はつわりも重くなりがちです。それでも、胎児への栄養は必要です。もし、胎児への栄養が足りていないと、母体に必要な栄養が胎児へとられてしまいます。

昔の人は「子供一人につき、歯一本」と言って、子供を一人産むたびに、母親の歯が1本失われるというのが定説だったそうです。これは、胎児に必要な栄養を母体から送ってしまうために、母体の栄養が奪われてしまうためだと言われています。

つわりで栄養のバランスまで考えられない、偏った食事になりやすい

悪阻が重い時期は、栄養のことを考えずに、口にできるものだけを食べたらよいと病院でも言われます。しかし、そのために栄養が偏ってしまい、結果的に口内炎になってしまうこともあります。

口内炎に効くと言われている食べ物には、うなぎ・さば・ヨーグルト・肉などが挙げられますが、つわりの時期に食べやすいものとは言えません。

反対に、パイン、キウイなど舌をピリピリさせるものは口内炎を悪化させてしまうことがあります。また、砂糖は分解されるときにビタミンやミネラルを消費してしまうので、口内炎に悩んでいるときには、甘いものも避けた方が無難です。

特にビタミンBが不足すると口内炎ができやすい

口内炎の中でも、白くくぼみができ、赤く縁どりしたような口内炎をアフタ性口内炎と言います。痛みが強いのが特徴です。

アフタ性口内炎の原因は、ビタミンB1、ビタミンB2の不足です。特にビタミンB2は粘膜を保護してくれる成分なので、口内炎撃退の最重要栄養素になります。

他にもビタミンB6にも粘膜を強化して、炎症を抑えてくれる効果もありますので、積極的に摂取したい栄養素です。

口の中が不衛生になりやすい

食べ悪阻の方は、よく食べ物を食べてしまうので、口の中が不衛生になりがちです。また、吐き悪阻の方も、胃酸で口の中が荒れてしまうことがあります。

つわりで歯みがきができないことも

気持ちが悪いときには、しっかり歯磨きをするのも難しいものです。

そんなときには、虫歯予防のタブレットを利用してみたり、マウスウォッシュでうがいするだけでも、口の中の菌は繁殖しにくくなります。

また、緑茶には殺菌成分が含まれているので、緑茶でうがいをするのも良いようです。でも、緑茶にはカフェインが含まれているので、気になる方は水でうがいするだけでもだいぶ違います。

できる範囲で、口の中を清潔にすることで、菌の繁殖をおさえることができます。

他にも口の中を噛んでしまうなどで傷がつくと、そこに口内炎ができやすい

間違えて食事中に舌や、唇を噛んでしまうと、そこが口内炎になってしまうことがあります。

妊娠中は免疫力が落ちているので、普段はすぐに治ってしまう傷でも、口内炎に発展してしまうことがあります。また、せんべいなどの固い食べ物も、口の中を傷つけ、口内炎の原因になりますので、注意が必要です。

悪阻中は食べやすい果物も、酸が含まれているものは刺激になりやすいので要注意です。

口内炎の治療は薬、でも妊娠しているなら使用は避けたい

口内炎で病院にかかると、薬を処方されます。でも、妊娠中はできる限り薬を使いたくないのが親心ですよね。

病院に行かなくても、ドラックストアでも口内炎専用の薬もありますが、成分には要注意です。もし、病院で診てもらう場合は、かかりつけの産婦人科で相談するのが安心です。

妊娠中に使っても問題ない薬や、自然の生薬である漢方薬を処方してくれます。

また、民間療法では、はちみつを患部に塗ったり、イソジンでうがいをするというものもあるようです。

口内炎を治すには病院で薬を処方してもらうか、ドラッグストアなどで薬を購入

ドラックストアでは、患部に直接貼るパッチタイプのものや、直接塗るタイプのもの、内服薬などがあります。

パッチタイプ

パッチタイプのものは患部を直接覆ってくれるので、痛みが強いときにお勧めです。

塗るタイプ

塗るタイプのものは、患部に薬を塗る前に、ティッシュなどで水分をふき取ってから塗らないと、効果が弱くなってしまうことがあります。また、病院で診てもらう場合は、内科・皮膚科・歯科で診察してもらうことができます。

その際には、妊娠中であることを必ず伝えましょう。

口内炎の薬はステロイドを使用したものがある

口内炎の薬として有名な「ケナログ」もそのひとつです。薬の成分を見たときに「トリアムシノロンアセニド」と書いてあるものはステロイドです。

ステロイドは炎症を抑えてくれる効果があるので、口内炎の治りも早く、よく効きます。しかし、口内炎の原因がウィルス性のものだったり、カンジタ菌というカビの一種が原因になっているものは、逆に悪化させてしまいます。

薬を使用しても、一向に良くならない場合は、病院で診断してもらうことをお勧めします。

ステロイドを使用していなくても医薬品は妊婦なら避けたいもの

妊娠中はステロイドはもちろんのこと、できるだけ薬の使用はさけたいですよね。薬を使わず、安心な方法で口内炎を撃退したいものです。

葉酸サプリで口内炎対策・予防!

葉酸は妊娠初期に積極的に摂取した方が良い栄養素として、病院でも指導されますし、マタニティ雑誌でも必ず紹介されています。

葉酸はビタミンB群の仲間で、不足すると口内炎の原因にもなります。病院でも勧められるくらいの成分なので、赤ちゃんにも安心です。

食べ物には、レバーやほうれん草、大豆、かぼちゃなどに多く含まれています。

ビタミン不足で口内炎ができているのなら葉酸が効果的

葉酸はタンパク質を合成するときに使われる栄養素で、皮膚の粘膜を強化してくれる効果があります。細胞が新しく作り出されるために必要なもので、ママにとっても赤ちゃんにとっても必須栄養素です。

口は細胞の入れ替わりが最も激しい場所なので、葉酸が不足していると、口内炎となって現れることがあります。不足の状態が長く続くと、胃腸にも潰瘍ができてしまうことがあります。

妊娠中は1日400μgの葉酸を摂取することが推奨されている

葉酸はDNAやRNAの合成に関与していて、不足していると細胞分裂や発育が滞ってしまいます。

妊娠初期に赤ちゃんの脳神経が作られるため、その時期に葉酸が不足していると、脳神経障害や、奇形につながってしまうことが分かっています。

そのため妊娠1~3カ月の間は、1日400㎍の葉酸を摂取することが厚生労働省でも推奨されています。

しかし、過剰摂取は逆に身体に害をもたらすことも分かっているので、用量は守りましょう。また、葉酸は水溶性のビタミンなので、体に溜めておくことができません。毎日、摂取し続けるのが理想です。

口内炎対策、お腹の子供のためにも葉酸サプリを利用し必要量を摂取

葉酸は食べ物から摂取することもできますが、体への吸収率が低いので、体に吸収されやすくなっているサプリを取り入れるのがおすすめです。

あらかじめどのくらいの葉酸が摂取できるのか把握できるので、摂りすぎや、不足といったことも避けやすくなります。

また、葉酸を食べ物から摂る場合は、過剰摂取ということにはならないそうなので、サプリで400㎍摂取して、その他に葉酸を含む食品を食べても大丈夫なので安心してくださいね。

まとめ

妊娠中、お腹の中でどんどん大きくなってくれる子供の成長はうれしいものですが、急激に変化していく自分の体や、さまざまな不調に悩むことも多々あると思います。

口内炎や頭痛・風邪など、普段なら薬を使ってすぐに治せるものも、子どものことを思うとなかなか難しいものがあります。

自然由来の成分は、医薬品のように劇的な効果はありませんが、お母さんにも赤ちゃんにも安心なものです。

生活に上手に取り入れて、限られた妊娠生活を少しでも楽しみながら穏やかに過ごせたらいいですね。

合わせて読みたい記事

この記事が気に入ったら
いいね!しよう